シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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簿記論 | 2025 | 後期複数 | 火4,金2 | 経済学部 | 田村 威文 | タムラ タケフミ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EC-AU1-01XX
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
会計とは、企業の活動や状態を貨幣単位で記録して報告する行為をいいます。会計は「ビジネスの言語」と呼ばれることがあります。経済社会や企業の効果的な運営に会計は不可欠であり、それらに関わる者にとって会計の知識はなくてはならないものです。この授業では「会計の計算方法」「財務諸表の仕組み」「財務諸表の読み方」などについて、基礎的な内容を講義します。
科目目的
簿記の基礎を学習するとともに、財務会計の初歩的な内容を学習します。
到達目標
・日商検定3級レベルの簿記を習得する。
・企業の財務諸表をみて、なんとなく理解できるようになる。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.会計の役割、財務諸表の実例
3.原価と利益
4.会計監査
5.会計専門職
6.簿記の基礎概念、取引
7.勘定と仕訳、帳簿記入
8.決算の手続(決算整理事項がないケース)
9.現金預金
10.商品売買
11.売掛金・買掛金
12.その他の債権・債務
13.手形、固定資産
14.貸倒れ
15.資本
16.収益・費用
17.会社の税金、伝票
18.決算の手続(決算整理事項があるケース:決算整理の内容)
19.決算の手続(決算整理事項があるケース:精算表・財務諸表)
20.会計のルール
21.貸借対照表の仕組み(総論)
22.貸借対照表の仕組み(各論)
23.損益計算書の仕組み(総論)
24.損益計算書の仕組み(各論)
25.会計の国際化
26.財務諸表の読み方(企業の安全性)
27.財務諸表の読み方(企業の収益性)
28.まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・簿記をマスターするには、頭で理解することはもちろん重要ですが、それだけでは不十分であり、問題演習が不可欠です。ただし、授業では時間の制約があるため、テキストの大半の問題は各自で解いてもらいます。
・本授業ではテキスト2冊の内容を、ほぼ全てとりあげるので、範囲は相当広いといえます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 範囲は授業で行う全範囲です。 |
レポート | 20 | 1回提出してもらいます。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
「講義資料」はmanabaを通じて配付します。授業中に印刷物として配布することはしません。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト①】渡部裕亘・片山覚・北村敬子編著『検定簿記講義 3級商業簿記』中央経済社
【テキスト②】桝岡源一郎編著『図解でナットク! 会計入門 』中央経済社
(テキスト①②は改訂される可能性があります。授業では最新版を利用します。)
その他特記事項
参考URL
有価証券報告書等の電子開示システム(EDINET)
http://disclosure.edinet-fsa.go.jp