シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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スペイン語1b 1-26 | 2025 | 後期 | 金3 | 経済学部 | 南 映子 | ミナミ エイコ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-SP1-11bX
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
スペイン語
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
スペイン語を1年間でひととおり学び、「読む・書く・聞く・話す」の4つのスキルを磨き、スペイン語の総合力を身につけてゆきます。
毎回の授業は、毎回の授業は、授業→復習のサイクルで成り立ちます。
『ミ・カミーノ』を教科書として使用します。教科書の各課は、前半2頁の「文法」、後半2頁の「アクティビティ」の2つのパートから構成され、それぞれは別々の教員が担当します。
私が担当する「文法」では、スペイン語の初級文法を習得することを目指します。またこの授業は「アクテビティ」を担当する櫻井先生(水曜2限)と連携して授業を進めます。「アクティビティ」では、私の授業で習得した文法事項を応用して、スペイン語でコミュニケーション(会話・作文・聴き取り)ができるようになるための練習を行います。
科目目的
スペイン語を母語とする話者数(5億人)は英語を上回り、中国語についで世界第2位となっています。スペインだけでなく中南米やアメリカ合衆国でもスペイン語が話されているためです。また学習言語としても、ヨーロッパや北米大陸を中心に多くの人に選ばれています。この科目は、スペイン語によるコミュニケーションを支える言語の仕組み(文法)の基礎を学ぶことを目的とします。
到達目標
①スペイン語の発音と表記の仕組みを理解し、身近な内容の文を読み上げたり、聴き取って文字で表したりできるようになる
②身近な話題(日々のルーティーン、これまでの経験、過去の出来事や将来やりたいことなど)をスペイン語で表現し、やり取りができるようになる
③スペイン語の仕組みについての基礎知識を獲得し、またそこから日本語や英語を客観的に見ることができるようになる
④スペイン語圏の文化について知り、興味や関心を持てるようになる
⑤自分自身の学習成果や課題について観察し、自分にとって効果的な学習方法を見つけることができる
授業計画と内容
(1) オリエンテーション, 前期の復習
(2) 9課 前置詞格人称代名詞, gustar型動詞①
(3) 9課 gustar型動詞②
(4) 11課 再帰動詞①
(5) 11課 再帰動詞②
(6) 12課 現在分詞, 現在進行形, menteの副詞, 不定語と否定語
(7) 13課 過去分詞、現在完了形
(8) 復習(9課~13課の文法事項に関して)「自分の好きなことや経験についてのやり取り」
(9) 14課 点過去(規則活用)
(10) 15課 点過去(不規則活用)、時間の経過を表す表現
(11) 16課 線過去、線過去と点過去の違い
(12) 17課 未来形
(13) 復習(14課~17課の文法事項に関して)「今年度の出来事や近い将来についてのやり取り」
(14) まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・各回の授業終了時に、Responで「イグジット・チケット」(ふりかえりアンケート)を提出する。
・各回の授業後にmanabaで復習用の「小テスト」を解き、提出する。また、必要に応じて解説動画を視聴する。
・教員の提供するQuizletを利用し、単語、表現、動詞の活用などを覚える。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり2時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | ・易しいスペイン語で書かれた身近な内容の文(既習の文法と語彙を用いたもの)が読み上げられるのを聞いて理解し、また文字として書き取ることができる(10%) ・易しいスペイン語で書かれた身近な内容の文章を読んで理解することができる(10%) ・スペイン語の文法を理解し、スペイン語で書かれた文の仕組みを、日本語訳や英語訳と比較して説明することができる(10%) ・日常的な話題の質問に対して、易しいスペイン語の文を書いて答えることができる(10%) |
平常点 | 30 | ・授業に主体的に参加し、クラスの学びに貢献している(10%) ・manaba上の復習小テストに自力で取り組んで期限内に提出し、学習内容を身につけている(10%) ・「イグジット・チケット」(ふりかえりアンケート):自身の学習状況を観察し、自分に適した学習法を模索したり、スペイン語やスペイン語圏の文化に対する関心を言語化したりできる(10%) |
その他 | 30 | ・学期中2回設けられた復習回において 1)小テスト:学んだ知識が定着している(15%) 2)パフォーマンス課題:クラス内でテーマに沿ったやりとりを行い、授業後の提出動画において、スペイン語話者に伝わる発表ができる(15%) |
成績評価の方法・基準(備考)
欠席・遅刻も平常点の評価の中に含まれます。
やむを得ない事情があって欠席する際は、manabaのコレクション(個別指導)機能を使って、氏名、欠席する日、欠席理由を連絡してください(場合によっては欠席理由が証明できるものの写真などを添える)。
また、期末試験を受けない場合はF判定(評価不能、不合格)とします。特別な事情があって受験できない場合は、事前に(または当日のうちに)担当教員まで連絡してください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
学生同士でスペイン語の仕組みについて話し合って考えたり、また、スペイン語を使ってやり取りする機会を設けます。学期中に2回、プレゼンテーションの課題(録画)を提出します。
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
・manabaを用いて授業の復習小テストを行います。
・responを用いて、各回の授業終了時に「イグチット・チケット」を提出します。授業の理解度、「わかったこと」、「できるようになったこと」、「面白かったこと」、質問などを書くものです。この「イグジット・チケット」の内容はクラスで共有します。
・授業の内容に即したQuizletを提供し、単語や活用などの自習ができるようにします。
・manabaを用いて、授業に関連する映像や情報などを紹介します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【教科書】阿由葉恵利子(他)『ミ・カミーノ(Mi camino)』同学社、2017年、ISBN 978-4-8102-0433-9
【辞書】
用例が充実していて、持ち運びやすいものがお勧めです。紙の辞書であれば以下の二つを推奨します。
①『プログレッシブ・スペイン語辞典(カレッジエディション)』(小学館)
価格3,300円+税、単語数2万5000語、サイズ12×19cm、重量500g.
②『レクシコ・新標準スペイン語辞典』(研究社)
価格3,300円+税、単語数5万1000語、サイズ12×19cm、重量450g.
・辞書アプリを使いたい人は、以下の二つがお勧めです。(iOSのみ対応)
①「(小学館)西和中辞典・和西辞典」の組み合わせ:4,100円。
https://apps.apple.com/jp/app/西和中辞典-和西辞典/id993524592
②「(小学館)西和中辞典・ポケプロ和西辞典」の組み合わせ:3,000円。
https://apps.apple.com/jp/app/id407913803
その他特記事項
・課題、連絡、補助教材提供とmanabaを多用します。コースニュースのリマインダーを受け取る設定にし、予習・復習時には必ず授業のページを確認しましょう。
・教員への連絡には、manabaの「個別指導(コレクション)」機能を使ってください。