シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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地方財政論 | 2024 | 秋学期 | 木4 | 法学部 | 國枝 繁樹 | クニエダ シゲキ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-PS3-005L
履修条件・関連科目等
ミクロ経済学・財政学1を履修済または履修中であること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
地方財政につき理論・制度の両面から学びます。地方財政を巡る最近のトピックについても言及します。
科目目的
経済理論に基づく地方財政理論の基礎を理解することを目的とします。
到達目標
講義を通じ、怪しい地方財政論議の誤りを見抜けるようになることを目指します。
授業計画と内容
現時点では、以下のような内容で考えていますが、第1回目の授業においてより詳しく述べます。
1. イントロダクション
2. 地方分権の意義(1): 分権化定理
3. 地方分権の意義(2): 自治体間の競争
4. 地方分権の経済的効果
5. 地方分権の政治経済的効果
6. 地方税の理論
7. 我が国の地方税
8. 政府間財政移転の理論
9. 我が国の政府間財政移転制度
10. 地方債と我が国の地方自治体の財政再建
11. 自治体・国の合併と分裂
12. 税源偏在の是正措置
13. 地方財政を巡る最近のトピック
14. 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 講義内容全般につき十分理解しているかを試験により確認します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
期末試験結果全体への講評をmanaba上に掲載する予定です。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
佐藤主光『地方財政論入門』、新世社、2009年
参考文献
総務省 『地方財政白書』の最新版
その他特記事項
授業の工夫
講義は、経済理論に基づき行いますが、法学部生にも役立つように、法学・政治学との接点にも配慮します。また、グローバルな視点から地方財政を考えるため、国の統一と分裂に関する経済分析についても言及します。