シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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外国書講読(英) | 2024 | 前期複数 | 月4,木2 | 経済学部 | 益永 淳 | マスナガ アツシ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EC-OM3-06XX
履修条件・関連科目等
生協、都心の大型書店やインターネットなどいずれのルートでも構わないので、テキストを購入すること。なお、タブレットが使用可能な学生は電子書籍でテキストを購入しても構いません。
※ 2回目の授業からテキストを使用しますので、これ以降にテキストを有していないと予習が十分でないとして「欠席」扱いとなる場合があります。十分にご注意下さい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
履修者のレベルにあわせて、経済学に関する入門レベルの教科書を読んでいきます。
テキストのレベルについては、1つ1つの文章は比較的短く、構文的にもそれほど難しくはありません。内容はミクロ経済学とマクロ経済学を扱っていますが、文章によるわかりやすい説明が主で、複雑な数式は出てきません(授業ではマクロ経済学の部分を輪読していきます)。また、テキストの文章の構文や内容については授業中に丁寧な補足説明を行い、洋書を読むためのコツも説明していきます。もし時間的な余裕があれば、授業の最後のほうに、それまでに培った力を試す模擬テスト(辞書持ち込み可、成績評価に直結するものではありません)をしたいと考えています。
経済学を英語で勉強してみたい方、またこの機会に経済学の基本を総復習したいと思っている方の履修をお待ちしています。
科目目的
経済学に関する洋書を自分自身で読めるようになるきっかけと自信をつかむこと。
到達目標
経済学の「専門用語」を英語と日本語で修得するとともに、とりわけ経済学の基礎的な(日本語レベルでの)理解をもとに、専門的な英文を適切な日本語に翻訳できる力を獲得すること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス(テキストの紹介と予習の仕方と心得)
第2回 Measuring the economy's size ①(The roles of households and firms~The government)
第3回 Measuring the economy's size ②(The overseas sector~National income)
第4回 Measuring the economy's size ③(Gross national income)
第5回 Measuring the economy's size ④(National income accounts~Using GNI and GDP)
第6回 Measuring the economy's size ⑤(Disposable income~Conclusion)
第7回 Money’s role in the economy ①(Benefits of specialization~Other functions of money)
第8回 Money’s role in the economy ②(The qualities of money~Controlling the money supply)
第9回 Money’s role in the economy ③(How banks create money~Controlling bank loans)
第10回 Money’s role in the economy ④(Cryptocurrencies~Conclusion)
第11回 Macroeconomic objectives ①(Full employment)
第12回 Macroeconomic objectives ②(Price stability)
第13回
Macroeconomic objectives③(Sustainable economic growth~Blance of payments equilibrium)
第14回 Macroeconomic objectives ④(The distribution of income~Conflicting objects)
第15回 Macroeconomic objectives ⑤(Policy instruments~Conclusion)
第16回
Achieving full employment and stable prices ①(The circular flow of income and full employment~Aggregate demand)
第17回
Achieving full employment and stable prices ②(Achieving full-employment income~Investment and interest rates)
第18回
Achieving full employment and stable prices ③(Interest rates and exchange rates~Money policy and inflatiuon)
第19回
Achieving full employment and stable prices ④(The trade-off between inflation and unemployment)
第20回
Achieving full employment and stable prices ⑤(Implications of the long-run Phillips Curve~Conclusion)
第21回 Achieving sustainable economic growth ①(The business cycle)
第22回
Achieving sustainable economic growth ②(Growth and living standard~Achieving growth)
第23回
Achieving sustainable economic growth ③(The Human Development Index~Conclusion)
第24回 Globalization and regional trading blocs ①(What is Globalization?)
第25回
Globalization and regional trading blocs ②(Benefits of Globalization~Regional trading blocs)
第26回
Globalization and regional trading blocs ③(The cconomics of custom unions~Conditions for successful customs unions)
第27回 Globalization and regional trading blocs ④(The European Union~Conclusion)
第28回 総復習(重要な専門用語の整理と構文読解のコツ)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
次回に読むテキストの範囲を必ず予習したうえで授業に出席すること。予習の際には、(1)わからない単語の意味を辞書で調べる、(2)文章の構文を理解しようと努める、(3)(前半の慣れないうちは)次回の範囲の全訳を紙に書いてみる、というやり方をお勧めします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 以下の「備考」を参照して下さい。 |
成績評価の方法・基準(備考)
(1) 遅刻および欠席の有無 50%
(2) 授業中に5回行う小テスト 30%
(3) 次の授業で進む範囲の予習 20%
現段階での英文読解力が高いか低いかは重視していません。この授業をとおして今以上に力をつけようという強い気持ちをもっている方の履修をお待ちしています。そのため、(たとえ英語が得意でも)予習をしてこない場合、または予習が十分ではない場合は注意し、それが繰り返される場合には「欠席」扱いとすることがあります。ご注意下さい。
この授業は平常点を重視します。そのため、3年生の場合、欠席回数が5回を超えたときはその時点で評価の対象とはなりません。
4年生以上で就職活動上の理由のため欠席が多くなる場合に履修者から1回目または2回目の授業時に申し出があれば、欠席回数が8回以下の場合に限り、それを補うための特別課題を出します(ただし、たとえ特別課題を提出しても、欠席回数自体は成績評価に反映されます)。最初から欠席回数が8回を超えることが予想できる場合には、平常点が重視されるこの授業には不向きと考え、別の科目を履修することをおすすめします。
※ 遅刻は(遅延証明書などがなければ)欠席0.5回とカウントします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
特になし 欠席などの事前連絡は以下のメールアドレスあてにお願いします。
masunaga@tamacc.chuo-u.ac.jp
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Coskeran, Thomas, 2019. Economics: A complete introduction: Theach Yourself.
ISBN: 978 1 529 39793 2
eBook ISBN: 978 1 444 14444 4
※ この授業で使用するテキストは「2019年に刊行された改訂版」です。ペーパーバックをネットで検索した時には、2020/4/7という年月日が出るものです。上記のISBNまたはeBook ISBNを参考にして、間違いのないようにテキストを購入して下さい。
その他特記事項
特になし
参考URL
特になし