シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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テクニカル・プレゼンテーション | 2025 | 前期 | 火3 | 理工学部 | 磯村 和人 | イソムラ カズヒト | 2年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-BS2-7A15
履修条件・関連科目等
1年次専門必修科目「情報処理演習」を履修していることが前提となる。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
技術文書には、研究論文、報告書・資料、総説、マニュアル・手順書、仕様書、カタログなどがある。本授業では、卒業論文や実験レポートの作成の基礎となる、研究論文、報告書・資料に焦点を絞って、その書き方を学習することを目的とする。
また、レポートを報告スライドにまとめて、論理的で、わかりやすいプレゼンテーションを行う方法を身につけることも狙っている。
科目目的
研究論文・報告書が作成できるようになることを目的とする。
到達目標
以下を到達目標とする。
・取り組むべき研究テーマを探索し、的確な研究質問を設定できる。
・研究質問への解答を導くための研究方法を明確にし、必要なデータや事実を収集できる。
・論理的で、体系的なレポートの構成をデザインできる。
・論理的で、客観的な文章を作成できる。図や表を適切に組み入れられる。
・これまで蓄積されてきた研究成果を調査し、文献引用により、適切に参照できる。
・PowerPointなどの発表ツールで、レポートの内容をスライドに適切にまとめられる。
・発表スライドを用いて、口頭で時間内にポイントを押さえて発表できる。
授業計画と内容
第 1回:イントロダクション
第 2回:研究テーマの探索、研究質問の設定
第 3回:文献レビューの方法
第 4回:レポートの構成とデザイン
第 5回:ロジカル・シンキング
第 6回:レポート企画書の準備、作成
第 7回:レポート企画書の発表
第 8回:パラグラフ・ライティングの基本
第 9回:質問紙調査に向けて
第10回:インタビュー調査の基礎
第11回:レポートの書き方
第12回:プレゼンテーションのポイント
第13回:プレゼンテーションの準備、作成
第14回:プレゼンテーション
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業内でアサインされた課題について、やりきれなかった部分については、授業終了後に取り組むことになる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | レポート企画書(25%)とレポート(25%)。 |
平常点 | 25 | 授業への貢献度。授業中に取り組む個人ワークとグループワークで評価する。 |
その他 | 25 | プレゼンテーション。 |
成績評価の方法・基準(備考)
成績評価の基準は以下の通りとする。
・企画書、プレゼンテーション、レポートが論理的、体系的にデザインされているか。
・研究テーマ、研究質問を的確に設定しているか。
・自分の主張を裏づけるための研究方法は適切であるか。必要なデータや事実を収集できているか。
・分析の結果を論理的、客観的に示すことができているか。
・わかりやすい文章作成、発表を行うことができているか。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
課題に対して、個人、グループで議論しながら、取り組み、その成果を発表し、共有する。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
野中 謙一郎、渡邉 力夫、 島野 健仁郎『技術レポート作成と発表の基礎技法 (改訂版)』コロナ社、2018年。
参考文献:
授業のなかで適宜、紹介する。
その他特記事項
クラスによって講義開始日が異なるので掲示に注意すること。