シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報と国際コミュニケーション/情報と国際政治 | 2024 | 前期 | 木1 | 国際情報学部 | 渡部 春佳 | ワタナベ ハルカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IN1-GL02
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
使用する資料が英語である場合があります。
授業の概要
情報通信技術の発展によって私たちのコミュニケーションの利便性があがる一方で、偏った情報に触れ続けることで特定の思想や考えが増幅されてしまうエコーチェンバー現象が起こったり、フェイクニュースや陰謀論が拡散されてしまったりする新たな課題も生じている。そのような中で、日常のコミュニケーションを成り立たせる仕組みを学び、情報通信技術がそれらをどう変えているかに自覚的になることは重要である。
本授業では、日常的なコミュニケーションを成り立たせる条件について、国際コミュニケーション論の基礎概念から学ぶとともに、それらの概念を用い、国内外における政治システム・民主主義のあり方がどう変容しているかを議論する。
科目目的
社会の複雑化や不透明なシステムは、人々が社会生活を送っていく上で必要な一般的な信頼や、政府・制度への信頼を持つことを難しくしており、「Society5.0」時代においていかにそれらを再構築するかは国際的な議論になっている。本科目は世界的な文脈におけるコミュニケーションに関わる課題を意識しつつ、国際コミュニケーションを捉えるための基礎的視座を提供する。
到達目標
1. 国際コミュニケーション論の基礎概念を習得し、日常や国際社会でのコミュニケーションを成り立たせる条件を知る。
2. 現代社会や日本社会におけるコミュニケーションの問題について認識し、自分なりの考えを述べることができる。
3. 国際政治におけるコミュニケーションの問題について認識し、自分なりの考えを述べることができる。
授業計画と内容
第1回 : ガイダンス
第2回 : 非言語・言語コミュニケーション
第3回 : 記号論
第4回 : 都市とグローバル化
第5回 : 消費とグローバル化
第6回 : 空気・同調圧力
第7回 : 信頼
第8回 : 認知バイアスと政治参加
第9回 : フェイクニュース
第10回: 陰謀論・メディアリテラシー
第11回: コンテンツ
第12回: 多文化共生
第13回: AI・ロボット
第14回: 全体のまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 40 | 試験を実施し、到達目標に沿って評価する。 |
平常点 | 60 | 授業への参加(発言、リアクションペーパー)など。なお、病欠や公欠等の特段の理由がない欠席、及び無断欠席がある場合には、単位を付与しない。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生のノートPCを利用する
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】特に、指定しません。
【参考文献】伊藤陽一ら(編)『グローバル・コミュニケーション キーワードで読み解く生命・文化・社会』(ミネルヴァ書房)。その他、各回の参考文献については授業中に指示する。
その他特記事項
講義の進行によって、授業計画に示した各回の順番に若干の変更がある場合がある。
参考URL
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