シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊講義(情報サービス産業研究-変わりゆくIT開発現場-)神奈川県情報サービス産業協会協力講座 | 2024 | 春学期 | 木4 | 商学部 | 斎藤 正武 | サイトウ マサタケ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-IG3-12XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義は、システムインテグレーター、ソリューションIT、システムエンジニアリング企業と言われる情報サービス産業を対象として、現在ビジネスや生活の中に入り込んでいる情報サービスをどのように創造して、設計して、開発して、運用していくかについての業務全体を理解することが目的です。SE(システムエンジニア)=3Kという誤解を解き、未来型知的創造産業である情報サービス産業の将来についても展望します。神奈川県情報サービス産業協会より企業の一線で活躍する社長やキーパーソンを講師に呼び、現場で必要な専門知識・ノウハウから大学生で身につけておくべき知識等、将来IT関係の企業に働く学生に対する重要なエッセンスが盛り込まれます。
システムエンジニアはもはや「理系の職業」ではありません。商学部で学ぶ経営・会計・マーケティング・金融の知識を総合的に兼ね備えた人間力豊かな人間の仕事にあるべきです。そのような思いに触れたい、または同感している学生は是非受講してください。情報システムの知識を増加することは勿論の事、第4次産業とも言われる情報サービス産業の実態を感じてもらう講義です。
科目目的
本科目は商学部カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」に位置付けられています。
近年起きている未曽有の災害(リーマンショック、コロナウイルスによる影響など)になっても、右肩あがりの業界がIT業界です。データサイエンス、IoT、AI、ロボット等のICT技術を利用した社会の変化、ビジネスモデルの変革が行われてきましたが、ここにきて、DX(デジタルトランスフォーメーション)化の波がさらにIT業界には押し寄せています。IT業界があらゆるビジネスの分野に浸透していくわけですが、開発されていない分野はまだまだあり、これからさらにIT業界のビジネスの機会がさらに増大します。
そんな状況の中、今まで以上に、IT業界のことを「誤解せずに理解すること」が重要と考えます。ICTでの就職、SE(システムエンジニア)は、「理系の仕事ではありません」
授業では、中堅企業のIT企業の社長の生の声を聴くことによって、ITの基礎的な知識と共に、業界のことを学んでもらうことがこの授業の目的です。
到達目標
情報サービス産業を俯瞰して、情報サービス企業の業務を理解してもらうともに、第一線で活躍している講師から、現場で必要な専門知識やノウハウ等の熱い思いを伝えます。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.SEとは
3.SEのマネジメントスキル
4.情報システムの企画と提案
5.システム設計の概要
6.システムテストと運用テストの意義
7.情報サービス産業界の現状
8.データベースの知識
9.ネットワークの知識
10.情報セキュリティと個人情報保護
11.プロジェクトマネジメント
12.SEのベーススキルと関連知識
13.システム化事例紹介
14.授業全般の総括とまとめ(SEの資質、将来性)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回変わる講義の担当者は、現役のIT企業の社長・重役ばかりで大変興味深い話ばかりです。IT業界に対して深い知見が得るため、講義の復習は必須です。配布プリントのレビューを行うこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 48 | 確認試験を行います(出来ない場合は、最終レポートにします) |
レポート | 39 | 毎回のレポート3点*13回=39点 |
平常点 | 13 | 授業への参加点です |
成績評価の方法・基準(備考)
レポートを毎回提出してもらいます。毎回違う講師の講義を聴くことが重要ですので、出席重視です。
出席点:13点
平常点:毎回のレポート3点*13回=39点
確認試験:48点
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー/タブレット端末/その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ノートPCを持参してください。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
講師の全員が、神奈川県情報サービス産業協会に所属する会社の役員です。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
ITの最前線にいる会社の社長や役員クラスから、直接話を聞くことができます。
テキスト・参考文献等
テキストは、授業初回に紹介します。
参考文献は、授業初回に紹介します。
その他特記事項
特になし
ソフトウェアの使用はありません。