シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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特殊講義B4(情報通信とDX) | 2024 | 後期 | 木4 | 国際情報学部 | 須藤 修 | スドウ オサム | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GI-IF3-SE41
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
IoT、位置情報を含む重要データの生成、蓄積、分析、活用について理解し、その上でデータ駆動社会の基盤をなす5G、メタバースについて学ぶ。この講義では、位置データを含む様々なデータの積極的活用に焦点を当てて、新たな通信環境5Gによって可能になるデータ流通とその利用、経済の変化、社会の変化、解決しなければならない課題について学びます。
科目目的
デジタル・トランスフォーメーション(DX)の重要なシステムをなす位置情報を使ったサービス、とりわけIoT、5Gについて理解することを目的とする。特に5Gのシステムについてよく理解するとともに課題についても理解し、さらなるイノベーションBeyond5Gの動向を理解することが重要である。それによってデジタル・トランスフォーメーションの担い手としての能力を身につける。
到達目標
IoT、位置情報を使ったサービス、5Gの技術的基礎とビジネスの在り方について理解し、今後のDXに関する構想力を習得する。
授業計画と内容
第1回 Society5.0とDX基盤
第2回 生成AIと巨大データ処理
第3回 生成AIとクラウド
第4回 データの重要性
第5回 データの処理と活用
第6回 ワイアレスの歴史と5Gの実現・普及
第7回 5Gをめぐる世界の状況
第8回 5Gが変えるICT産業構造
第9回 DXを加速させるデータ通信
第10回 生成AIを組込んだDXとデータ活用の課題
第11回 パーソナルデータ活用の今後
第12回 スマートシティとDXを支える5G
第13回 先進AIとAGIを支えるBeyond5G
第14回 復習
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 60 | 講義学習内容の理解、応用的思考力について確認します。 |
レポート | 20 | 講義期間中レポートを提出してもらいます。その段階での理解度を確認します。 |
平常点 | 20 | やむを得ない事情で欠席する場合は事前に連絡をください。無断欠席はしないよう気を付けて下さい。 |
成績評価の方法・基準(備考)
期末試験、レポート、平常点の合計100点満点で60点以上を合格とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学外の学識経験者または実務経験者をゲストに招き、ZoomまたはWebexを使ったオンライン講義を行う。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
政府や自治体の情報化政策、AI政策を構想し、企業に対してはDX戦略に関するアドバイスを行ってきた。その実施のコンサルテーションを政府、自治体、OECDやUNESCOなどの国際機関、企業に行っています。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
スマートシティ構想のコンサルテーション、Digital Governmentに関するコンサルテーションの経験を事例研究として示し、より深い考察を行う。
テキスト・参考文献等
テキストとして講義スライドを事前にPDFで配布するので予習と復習をするようにしてください。参考文献は授業中に提示します。
その他特記事項
参考URL
須藤修の生成AIとそのインパクト、これからの教育DXや社会規制に関するインタビューが新潮社のWebフォーサイトで2023年から公表されています。それを見ておくと授業が分かりやすくなります。
以下のURLからアクセスできます。
・「インタビュー・AIのルール作りは誰がイニシアチブを取るのか」
新潮社 フォーサイト https://www.fsight.jp/articles/-/50012 2023年11月
・「インタビュー・教育界はどのようにAIを受け入れていくか 」
新潮社・フォーサイト https://www.fsight.jp/articles/-/50012 2023年10月
・「インタビュー・AIがAIに学習させる時代が来ている」
新潮社 フォーサイト https://www.fsight.jp/articles/-/50093 2023年9月
・「インタビュー・AI市場をブルー・オーシャンにする企業は? 」
新潮社 フォーサイト https://www.fsight.jp/articles/-/50012 2023年9月