中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:精密工学特殊論文研修Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
精密工学特殊論文研修Ⅱ 2025 後期 他 理工学研究科博士課程後期課程 大隅 久 オオスミ ヒサシ 1年次配当 2

科目ナンバー

SG-ON6-4A03

履修条件・関連科目等

博士課程後期課程1年次

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 ロボット研究には、1台の万能なロボットの開発を目指す流れと、機能の限られたロボットを多数用いることで、万能なロボットシステムを構成しようとする流れがある。近年盛んに行われているヒューマノイドロボットは前者を目指したものと位置付けることができる。現在、様々な基本動作が生成されているが、実作業をこなせるようになるには、まだ多くの課題がある。これに対し、限定された機能を持つ様々なロボットを協調させることにより多種多様な作業を実現する自律分散ロボットシステムの開発は、将来のネットワーク社会において、より有望なアプローチと考えられる。この自律分散システム開発に向けて、機構、制御の観点から必要となる技術を明らかにし、それらを解決するための研究課題を提示し、指導を行う。

科目目的

研究課題に対して、より深い理解、検討を行い研究を深化させることにより、これまでに身に着けた研究者としての素養をさらにレベルアップすることを目的とする。

到達目標

・最新の論文から得られる専門的知識と、研究遂行の過程で得られる有益な知見を融合させ、自立した研究者の養成を目的とする。
・研究内容について広く文献調査を行った結果をもとに、その研究内容の問題点を発見し、それに対する解決策を見つけることを目標とする。できればいろいろな観点から考えて、二つ以上の解決策を見つけることとする。

授業計画と内容

以下の三つの内容について、それぞれ5回程度にわたって授業を行う。(全14回)
1. 教員による論文紹介:論文を、読み方のポイントなどについて解説を加えつつ、最新の知識を紹介する。
2. 学生による論文紹介:注目に値する論文をサーベイし、それを読み、その内容を理解するとともに、それを紹介する。併せて、このことを通して、学生自身が自分の研究の相対的位置づけを認識する。
3. 研究進捗発表:定期的に自分の研究成果をまとめ発表し、研究室のメンバーとその成果について議論し成果の妥当性を検討する。併せて、以降の研究の進め方を発表し、その妥当性を議論する。
また、授業以外でも、論文講読、研究のまとめをおこなうとともに、解釈や進め方について教員や共同研究者、研究室メンバーとの議論を積極的に行い、得られた成果を論文や特許としてまとめる。

1 イントロダクション、特殊論文研修Ⅱについて
2 プレゼンテーション技法
3 教員による説明や論文紹介①
4 教員による説明や論文紹介②
5 学生による論文紹介①
6 学生による論文紹介②
7 研究指導①
8 研究指導②
9 ゼミによる発表・討論
10 研究進捗発表①
11 研究進捗発表②
12 研究進捗に対する質疑応答①
13 研究進捗に対する質疑応答②
14 特殊論文研修Ⅰ、Ⅱの総括と特殊論文研修Ⅲに向けた課題設定
※日程は研究室学生と調整して決め、各回1コマの研究指導をする。進捗により変更の可能性もある。

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

博士論文の研究に関連した国内外の論文集,学会の予稿を調べ,研究の意義,位置付けに対する理解を深めること。また,学会参加,発表を通じて研究者同士のネットワークの構築に努めること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・学位論文の作成等に対して専門分野に関する必要な研究指導を行うことを基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 研究会への参加態度、研究の進捗、プレゼンテーション、学会発表等を基準とする。

成績評価の方法・基準(備考)

論文紹介の技量、研究分野の理解度と研究の進捗の程度によって評価する。

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

毎週開催される研究会において進捗報告を行うと共に、研究の進捗に合わせて随時ディスカッションを行う。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

研究内容に応じて、必要となるシステムを利用する。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

授業の中で適宜指示する。

その他特記事項

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.