シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本漢文学B | 2025 | 後期 | 水1 | 文学部 | 相田 満 | アイダ ミツル | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JL3-A406
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本漢文学の面白さと、様々な分野への拡がりを、名文の読解と関連する話題を通して学び、伝統文化のバックボーンを踏まえた理解につとめる習慣を身につける。そして、そのための素養を養う。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の専攻科目群として位置づけられていることから、専攻における知識の一つとして、古典におけるその背景を理解した作品研究を目的とする。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・日本漢文が読めるようになる。
・古典のなかの漢文の位置を理解出来るようになる。
授業計画と内容
課題解決型の学習
第1回 読書ということ 漢文表現の訓法・訓読の方法・助字の訓法
第2回 胡曽詩・胡曽詩注 漢詩を読む・日本漢字音の体系・漢文の修辞法
第3回 官職注釈書 職原抄と源氏物語注釈書
第4回 中国説話との関わり 楊貴妃
第5回 近世・近代の幼学書 実語教・三字経
第6回 近世・近代の幼学書 童子教
第7回 近世・近代の幼学書 大統歌
第8回 放生 和化漢文の世界
第9回 ⽇本⽂化の集⼤成『古事類苑』 日本漢文を読む
第10回 絵画の位置づけ 肖像と観相
第11回 術学と小説 馬琴と漢文
第12回 絵入り百科全書1 中村惕斎と訓蒙図彙
第13回 絵入り百科全書2 和漢三才図会
第14回 総括・まとめ 巧緻文芸
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 日本漢文についての基礎知識を理解した上で、古典文化や文学の背景を幅広い視点から説明できるかどうかを評価します。 |
レポート | 50 | レポート状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
manabaにより資料を配付する。各自入手して授業に臨むこと。