シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英文専門演習(1)(3) | 2025 | 前期 | 水5 | 文学部 | 中野 学而 | ナカノ ガクジ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-EX3-B107,LE-EX4-B113
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
Ernest Hemigway、William Faulkner、James Baldwinの短編作品について事前に担当部分を決めて発表してもらい、出席者全員で意見を交換します。論文の読解も行うことで、よい論文の書き方も学びます。
科目目的
ゼミ論文や卒業論文の執筆に向けて、小説研究をする際の問題意識の立て方、資料の使い方、plotのまとめ方などを、テキストの精読と具体的な論文の読解によって、身につける。
小説研究のみならず、小説とは何か、人間とは何か、文学作品を通して現実の社会に対してどのような問題提起がなされているかという本質的な問題について立ち止まって深く考え、仲間たちと考えを共有することを大きな目標として掲げる。
到達目標
ゼミ論文や卒業論文の執筆に向けて、小説研究をする際の問題意識の立て方、資料の使い方、plotのまとめ方などが、テキストの精読と具体的な論文の読解によって、できるようになる。
ゼミにおける司会や発表者や書記の役割を十分に果たすことができる。
小説研究のみならず、小説とは何か、人間とは何かという本質的な問題について立ち止まって深く考え、仲間たちと考えを共有することができる。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション―論文とは何か?
第2回 Ernest Hemingway "Indian Camp" 背景、語学的問題の確認
第3回 Ernest Hemingway "Indian Camp" 内容についての議論
第4回 Ernest Hemingway, "Fathers and Sons" 前半の語学的確認
第5回 Ernest Hemingway, "Fathers and Sons" 後半の語学的確認
第6回 Ernest Hemingway, "Fathers and Sons" 内容についての議論
第7回 James Baldwin, "Sonny's Blues" 前半の語学的確認
第8回 James Baldwin, "Sonny's Blues" 後半の語学的確認
第9回 James Baldwin, "Sonny's Blues" 内容についての議論
第10回 William Faulkner, "That Evening Sun" 前半 語学的問題の確認
第11回 William Faulkner, "That Evening Sun" 後半 語学的問題の確認
第12回 William Faulkner, "That Evening Sun" 論文読解
第13回 William Faulkner, "That Evening Sun" 論文読解
第14回 William Faulkner, "That Evening Sun" 内容についての議論お
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回の担当者は、必ず丹念に辞書を引いてわからない単語や表現はすべて調べ、担当部分についてのレジュメを作成し、あらかじめmanabaの専用スレッドにアップロードしておいてください。レジュメの構成は、
①担当部分の内容説明
②語学的に要注意、あるいは難解だと思われる個所5点の文法的説明
③内容についてのコメント5点。
とすること。担当者以外も全員必ず辞書を引いてわからない単語がないようにしたうえで、クラスでのディスカッションに参加できるように、前日の20:00までに、必ず毎回manabaに200字以上のよく練られたコメントをアップロードして授業に臨んでください。期日を過ぎたものは無効とします。日本語訳を参照しても良いですが、必ず原文をすべて読み、分からない単語や表現は辞書で調べる必要があります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 決められた課題について必要な分析を行い、わかりやすく説得力ある結論を導くことができる。 |
平常点 | 40 | 割り当てられた英文を、必要な下調べをして精読し、注目すべき問題点をあげ、有益な質問やコメントを行うことができる。司会や書記や発表者の役割を十分に果たすことができる。 |
成績評価の方法・基準(備考)
5回以上の欠席は不可となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
manabaにて配布します。
その他特記事項
ゼミは出席者全員で作るものです。座っているだけでは貢献していることにはなりません。どんな小さな質問でも、議論の方向性や深みを変えることがあるので、怖れずに発言して、ゼミを盛り上げ、今日はゼミに出てよかったなあと皆が思える時間を共有しましょう。
英文専門演習(1)(2)(3)(4)は、(1)~(4)を順番に履修します。