シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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応用経済学Ⅰ | 2024 | 前期 | 水2 | 商学研究科博士課程前期課程 | 江口 匡太 | エグチ キョウタ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CG-TE5-405L
履修条件・関連科目等
このクラスを履修するにあたり、基本的なミクロ経済学と微積分の知識を前提とします。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本年度は、政治システムの経済分析をテーマにします
授業の前提として、基本的なミクロ経済学の知識と、経済学部卒業程度の基本的な数学の知識(偏微分、全微分など)が必要です。
科目目的
経済学の応用分野の一つで、近年研究の進んだ政治の経済分析をとりあげ、理解を深めます。
到達目標
インセンティブに基づいた政治の経済分析の基本的な理論モデルの理解を深めます。
授業計画と内容
講義予定
1. イントロダクション
2. 合理的個人の意思決定
3. 社会的厚生とアローの不可能性定理
4. 数理分析の基礎(ゲーム理論とナッシュ均衡)
5. 数理分析の基礎(部分ゲーム完全均衡)
6: 数理分析の基礎(不完全情報)
7. 選挙制度
8. 中位投票者定理
9. コミットメントと公約
10. 有権者の行動
11. アカウンタビリティ
12. 議会制度
13. 利益団体
14. 官僚
・授業は、学生が毎回、教科書の該当箇所を発表し、それを踏まえて議論、講義を行います。
・内容は変更されることがあります
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
受講する学生は最初の授業に必ず出席すること。また、受講に先立ち、担当教員にメールで連絡すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 授業内容に関連したレポートを提出してもらいます。 |
平常点 | 50 | 授業への積極的な参加を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
以下の教科書をもとに授業を進めます:
浅古泰史
『政治の数理分析入門』木鐸社
参考書
Persson and Tabellini (2000)
"Political economics: Explaining economic policy," MIT Press