シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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日本史演習・文献(14)/日本史演習(14) | 2025 | 通年 | 月3 | 文学部 | 山崎 圭 | ヤマザキ ケイ | 4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
LE-JH4-F866
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
研究や史料を読み解く力を高め、よりよい卒業論文が執筆できるよう努める。研究テーマは各自の問題関心に従って選んでもらうので、一年間追求するにふさわしいテーマを探しておいてほしい。
前期は、卒論提出に向けた一年間のスケジュール等を確認した後、各自が選んだテーマについて研究状況の整理を中心に発表を行う。その際に、先行研究の内容を説明するにとどめず、そこで使われている史料の検討をすることが必須である。夏休みには、前期の発表を踏まえて卒論中間発表会を実施する。
後期は、卒論提出を間近に控え、完成に向けて順番に最終発表を行う。
各自が自由にテーマを選ぶと、ゼミ全体では様々なテーマが揃う。お互いの発表を一年間聞きあうことで、近世社会に対する理解を深めることが可能である。仲間の研究にも大いに関心を持ってほしい。
科目目的
この科目は、学位授与の方針で示す、専門的学識と複眼的に思考する力を学生が身につけることを目的とする。
到達目標
歴史上の問題について自らテーマを設定し、先行研究と史料を検討しながら独自な視点での分析ができるようになること。
授業計画と内容
〈前期〉
1.授業ガイダンス、卒業研究の進め方
2.先行研究の集め方・読み方、関係史料の探し方・読み方
3.各自の問題関心の確認
4.ゼミ生による発表と討議①17世紀の江戸の火災と放火
(テーマは過去の例、以下同)
5.ゼミ生による発表と討議②寺内町一身田を中心とした真宗高田派地域の宗教世界
6.ゼミ生による発表と討議③近世甲斐国名主家をめぐる同族、由緒について
7.ゼミ生による発表と討議④近世から近代に至る世田谷ボロ市の転換
8.ゼミ生による発表と討議⑤近世の多摩地域における在村文化
9.ゼミ生による発表と討議⑥近世対馬藩の朝鮮語通詞
10.ゼミ生による発表と討議⑦近世後期における多摩地域の民衆を取り巻く医療環境
11.ゼミ生による発表と討議⑧丸山遊郭の特性
12.ゼミ生による発表と討議⑨近世における関東被差別民の生活の比較・考察
13.ゼミ生による発表と討議⑩近世霞ヶ浦の水害史
14.ゼミ生による発表と討議⑪富士山宝永噴火が甲斐国に与えた影響
〈後期〉
1.後期の進め方に関するガイダンス
2.ゼミ生による発表と討議(2巡目)①17世紀の江戸の火災と放火
3.ゼミ生による発表と討議(2巡目)②寺内町一身田を中心とした真宗高田派地域の宗教世界
4.ゼミ生による発表と討議(2巡目)③近世甲斐国名主家をめぐる同族、由緒について
5.ゼミ生による発表と討議(2巡目)④近世から近代に至る世田谷ボロ市の転換
6.ゼミ生による発表と討議(2巡目)⑤近世の多摩地域における在村文化
7.ゼミ生による発表と討議(2巡目)⑥近世対馬藩の朝鮮語通詞
8.ゼミ生による発表と討議(2巡目)⑦近世後期における多摩地域の民衆を取り巻く医療環境
9.ゼミ生による発表と討議(2巡目)⑧世丸山遊郭の特性
10.ゼミ生による発表と討議(2巡目)⑨近世における関東被差別民の生活の比較・考察
11.ゼミ生による発表と討議(2巡目)⑩近世霞ヶ浦の水害史
12.ゼミ生による発表と討議(2巡目)⑪富士山宝永噴火が甲斐国に与えた影響
13.ゼミ生による発表と討議(2巡目)⑫近世郡山宿の民衆の負担
14.卒業論文の振り返り 成果と課題
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各自で卒論作成のための論文・史料の収集や分析を行い、毎回、授業終了後、manabaの「小テスト」に研究の進捗状況を記す。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 卒業論文作成に向けての日頃の取り組みを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必要なテキスト等は、授業の中で指示する。
その他特記事項
夏休みに卒業論文の中間報告会を実施する。