シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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国際情報学研究指導Ⅰ | 2024 | 前期 | 土5 | 国際情報研究科修士課程 | 須藤 修 | スドウ オサム | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
IG-IF5-SE01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
なお授業で用いる文献として日本語文献だけではなく、英語文献も用いる。
授業の概要
生成AI、祭りモーダルAI、RAG、DX、クラウドコンピューティング、情報イノベーション、オープンイノベーションなどに関する国内外の先行研究の動向について概観し、重要な研究課題の設定の在り方について指導する。
科目目的
研究遂行の上で特に重要な先行研究の検討をおこなう。学術的に意義があり、かつ社会的に意義のある研究課題の設定の仕方、修士論文、特定課題研究論文の課題設定の仕方を習得する。
到達目標
学術論文の課題設定能力を身に着ける。重要な先行研究を理解し、さらに先行研究テーマを批判的に発展させる基礎能力を身に着ける。
授業計画と内容
第1回 デジタル・イノベーションに関するイントロダクション
第2回 テキスト「行動経済学」第1章-第3章について検討―データサイエンス基礎
第3回 テキスト「行動経済学」第4章―第6章について検討―データサイエンス基礎
第4回 テキスト「行動経済学」第7章―第9章について検討―データサイエンス基礎
第5回 テキスト ダニエル・カーネマン著『ファスト&スロー』第1章-第4章について検討
第6回 テキスト ダニエル・カーネマン著『ファスト&スロー』第5章-第9章について検討
第7回 テキスト ダニエル・カーネマン著『ファスト&スロー』第10章-第14章について検討
第8回 テキスト ダニエル・カーネマン著『ファスト&スロー』第15 章-第21章について検討
第9回 学術発表の枠組みについて検討
第10回 学術発表のテクニカルな方法について検討
第11回 学会発表の研究原稿作成
第12回 学会発表の研究原稿推敲
第13回 学会発表スライドの作成
第14回 予備
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
重要文献に関するレポート執筆、学会発表準備
授業時間外の学修に必要な時間数/週
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | ゼミでの課題レポートおよび討論、学会発表を総合して評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
原則、10回以上授業に出席しないと成績評価の対象となりません。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Webex、Zoomなどのコミュニケーションツールを用いる。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
東京大学に勤務していたが、1997年-1999年の間、NTTサービスインテグレーション基盤研究所リサーチプロフェッサーを兼務し、電子マネー実験と普及に携わった。参議院商工委員会客員調査員(1997年)として情報化とITに関する調査を行った。また長期にわたって多くの自治体(福島県、岐阜県、三重県、福井県、鳥取県、島根県、高知県、福岡県、佐賀県、千葉市、甲府市、文京区、渋谷区など)に顧問等として情報政策策定に関与し、IT企業経営諮問委員、電力会社の顧問としてIT戦略に関与してきた。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
これまでの自治体や企業での技術実験や普及活動、コンサルテーションや政策策定の経験を踏まえ、行政のDX、企業のDXについて紹介し、より踏み込んだ検討を行う。
テキスト・参考文献等
・ミシェル・バデリー著(土方奈美 訳)『エッセンシャル版・行動経済学』(ハヤカワ文庫NF、2021年)
・ダニエル・カーネマン著(村井章子 訳)『ファスト&スロー』上下(ハヤカワのフィクション文庫)
・Stanford University Human-centered AI ed.,AI Index Report 2024, Stanford University, 2024
その他授業においてテキスト・文献を提示する。