シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 外国語文献講読(法学・フランス語) | 2026 | 前期 | 火2 | 法学研究科博士課程前期課程 | 力丸 祥子 | リキマル サチコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JG-OL5-209L
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
フランス語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
次の書物を講読する。Frédéric Rouvière, Le Droit civil, Que sais-je? pfu, 2022.
著者のフレデリック・ルヴィエールは、中央大学が長年学術提携を結んでいるエクス・マルセイユ大学の教授であり、民法および法理論をその専門としている。また、法理論研究所の所長でもある。
本書もその1つであるクセジュ文庫とは、市民のために人文・社会・自然科学分野の重要な成果・課題をわかりやすく論じるフランスのコレクションである。
フランス語未修の人でも、読み進んでいるうちに、次第に慣れてくるからあまり心配することはない。ただし文法はしっかり自習すること。法や政治を広い視野から勉強するためには、英語能力は当然として、さらに外国語をもう1つ修得することが望ましい。それは、多様な文化的背景をもつ諸国や人々の世界観、社会観、法律観を理解するために不可欠である。この機会にフランス語を学び、それを自身の研究に生かそうという意欲ある諸君の参加を歓迎する。
科目目的
フランスの民法、特に人および家族に関する分野について、その概要を学ぶ。
到達目標
フランスの民法、特に人および家族に関する分野について、その概要を学び、それを授業参加者それぞれの今後の研究に活かす。
授業計画と内容
本書の序論(7頁〜9頁)および第Ⅰ部「法の一分野」(9頁~25頁)を講読する。おおよそ以下のように読み進む予定。ただし、受講者の能力に応じて変更することがある。
第01回 ガイダンス
第02回 序論1:技術的視点
第03回 序論2:歴史的視点、理論的視点
第04回 序論3:民法の位置づけ
第05回 第1章:概説
第06回 第1章:人および家族1: 法人格の歴史
第07回 第1章:人および家族2:自然人と法人
第08回 第1章:人および家族3:胚と法人格
第09回 第1章:人および家族4:胚に関する判例の検討
第10回 第1章:人および家族5:身分
第11回 第1章:人および家族6:性的マイノリティ
第12回 第1章:人および家族7:性的マイノリティに関する判例の検討
第13回 第1章:人および家族8:プライバシー
第14回 第1章:人および家族9:制限行為能力者
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
1.各担当者は、次の項目からなるレジュメを事前に配付する。①担当箇所の和訳。②担当箇所のなかで疑問・興味を抱いた箇所について独自に調べた結果。他の受講者は事前配付されたレジュメに目を通し、必ず必要な予習を行った上で授業に臨むこと。
2.次の心構えで勉強を進めること。
*社会現象は多面的であり、そこには法、政治、経済、社会、歴史、文化といったさまざまな側面がある。法的側面をしっかり把握することは、多面的社会現象を深く理解し、問題の解決を見いだすための必要条件である(十分条件ではないことに注意)。
*実学としての法学:現代社会の政治、経済、文化の大量現象を処理し、多様化した人間の欲求を整序していくために法技術は不可欠。そうした技術としての法学を学修することは、他の法分野と同様、民法においても重要である。
*虚学としての法学:法学は法技術の修得に尽きるものではない。自らの立場を相対化し、事象を多面かつ根本的に認識する態度・方法を修得することも、大学における法学教育の大切な役割である。そこにおいては、法の論理と機能の解明を通じて、自分の依拠する前提・常識を疑い、自己を相対化する視点を獲得することが求められる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 100 | 授業中、適宜、訳出を分担する。(40%) 前期末に講読した箇所の全訳を提出する。(60%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは次のとおり。
Frédéric Rouvière, Le Droit civil, Que sais-je? pfu, 2022.
参考文献は授業の中で適宜推薦する。