シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報社会とテクノロジー/情報とテクノロジー | 2024 | 前期 | 金5 | 文学部 | ヴィニットポン ルジラット | ヴィニットポン ルジラット | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-SI2-L401
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テレビやラジオなどの放送メディアから、インターネットを中心とした現代のサブカルチャーに至るまで、日本のメディア文化の歴史を概観しながら、各時代の社会状況の中でメディアは何をどのように媒介してきたのかを検討する。
科目目的
メディアはどのような社会状況の中から生みだされてきたのか、また社会の中で生きる人びとはメディアをどのように経験し、社会の変化とともにその経験がいかに変容してきたかを探ることで、メディアと社会の関係をより深く分析する視点を身につけることを目的とする。
到達目標
自分たちの身近にあるさまざまなメディア文化を、消費者や生活者の視点ではなく、これまでの歴史的変遷や先行研究を踏まえて学術的に分析することができる分析者の視点で観察できるようになる。
授業計画と内容
第1回 イントロダクション
第2回 メディアの歩み(1)―黎明期~印刷メディアの発展
第3回 メディアの歩み(2)―ラジオ・テレビの到来~インターネットの発展
第4回 Online Workshop:My Media Life
第5回 ソーシャルメディア―SNS、ウェブ2.0、ミーム
第6回 Online Workshop:プラットフォーム分析
第7回 オーディエンスがアクティブになる:ファン・推し・メディアミックス環境
第8回 誰もがクリエイターになれる:遊びから仕事化へ(1)(歌い手)
第9回 誰もがクリエイターになれる:遊びから仕事化へ(2)(ゲーム実況者)
第10回 Online Workshop: 作ってみた
第11回 ソーシャルメディアと政治運動とサブカルチャー:タイを実例に
第12回 メディアの未来:AI到来。どう変わる?
第13回 Final Project:プラットフォームをデザインしてみよう
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業後は授業内で紹介した参考文献(一部はシラバスにも挙げてある)などを読んで理解を深めること。また、テレビ・ラジオやインターネットを活用して授業内で説明したコンテンツを実際に視聴し、自分なりの考えをまとめること。ワークショップ授業は、作成した課題を提出すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎授業後に、確認テストやレポート・ワークショップ課題を課す。確認テストは原則として選択式もしくは短答式の問題とし、各回の授業内容をどの程度理解できたかを測る。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
必須資料は授業内で配布する。その他、主な参考文献を下に挙げる。
高野光平他『現代文化への社会学―90年代と「いま」を比較する』北樹出版,2018
辻泉 他『メディア社会論』有斐閣,2018(有斐閣ストゥディア)
飯田豊 他『メディア技術史―デジタル社会の系譜と行方』北樹出版,2013
遠藤薫『廃墟で歌う天使―ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」を読み直す』現代書館,2013
円堂都司昭『ソーシャル化する音楽―「聴取」から「遊び」へ』青土社,2013
また、参考文献は授業内でも適宜指示する
その他特記事項
・履修人数によっては、内容を一部変更することがある。