シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語学概説(2) | 2024 | 後期 | 木1 | 文学部 | 松井 智子 | マツイ トモコ | 1・2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LG1-B402
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代の英語学は、単なる英語の分析にとどまらず、他の隣接科学とも連携しながら人間についての深い理解を目指す基礎学問の一つとして位置づけられる。言語が人間にとってどのようなものであるかという基本的な問題意識を持続させて英語学のさまざまな分野へ足を踏み入れていきながら、正確な英語理解と発展的な問題意識を身につけることを目指したい。
科目目的
言語とはどういうものかについて、英語(また日本語との比較)を題材にして学ぶ。
到達目標
英語学に関する基本的な用語や概念を理解する。
授業計画と内容
講義形式で英語学・言語学の主要テーマを順次話していく。
1. Introduction to English linguistics: Its use and acquisition
2. Discourse analysis
3. Language and the brain
4. First language acquisition
5. Second language acquisition/learning
6. System underlying language acquisition
7. Language learning and language teaching
8. Gestures and sign languages
9. Written language
10. Language history and change
11. Regional variation in language
12. Social variation in language
13. Language and culture
14. Summary and Review
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 90-100 優れている。用語や概念を十分に理解し、授業内容を論理的に組み立て、独自の証拠や考察を加えて議論している。 80-90 とても良い。用語や概念の理解に不十分な点は見られず、授業で扱った内容をカバーできている。 70-80 良い。重要な用語や概念は理解している。考察や表現において不十分な点があるものの、論理や証拠に支えられた独自の考察がある。 60-70 合格。用語や概念の理解に問題が見られるものの、授業で扱った内容の理解が明らかである。 0-60 不合格。用語や概念の理解に誤りがあり、論理性や証拠に欠ける。授業の内容を理解しているとは考えにくい。 |
平常点 | 50 | 毎回の授業レポート ★授業レポートの提出は10回の予定。1回の提出が5点。 授業レポートの点数 Excellent(内容をよく理解し、さらに自分で調べたこと、考えたことが良くわかる) 5点 Very Good (内容を理解し、自分で考えた部分がある)4点 Good (内容がほぼ理解できており、自分で考えた努力が見られる)3点 Not Good (内容の理解に問題がある)2点 Submitted (内容の理解が乏しい)1点 ★毎回出しても平均2点以下では単位は出ない。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
学生は、自身の所有するPCを用いてレポート等の作成やmanabaでの課題提出を行い、教員からのフィードバックを受ける。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:授業中に指示します。
参考文献:
Yule, G. (2020) The Study of Language, 7th edition. Cambridge University Press
大津由紀雄ほか監修 (2021)「言語研究の世界」研究社
窪園晴夫 (2019) 「よくわかる言語学」ミネルヴァ書房
他にも随時紹介します。