中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:原価計算論Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
原価計算論Ⅰ 2025 前期 金2 商学研究科博士課程前期課程 渡辺 岳夫 ワタナベ タケオ 1年次配当 2

科目ナンバー

CG-AU5-213L

履修条件・関連科目等

 会計学以外の分野を専攻する学生でも,リサーチ・クエスチョンに対する心理学的アプローチに関心があれば受講可能なように配慮して講義を行う予定です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 本講義では,特にマイクロ・プロフィットセンター(MPC)と組織における人間心理の関連性について研究します。MPCは,現場の比較的少人数の組織単位をプロフィットセンターとして捉え,損益を総合的な評価指標として事業運営をはかる経営手法であり,従業員の意識を改革し,組織を活性化するものとして近年注目されています。

科目目的

 管理会計システムの実装にあたっては,当該システムを導入する組織構造や組織環境との適合性に対する配慮と同時に,当該システムが組織成員の心理に及ぼす影響や相互作用を適切に考慮することが重要です。そうすることで,管理会計システムの意図せぬ逆機能を防ぐとともに,そのより効果的な運用を実現することができるからです。そのためには,管理会計システムと組織成員の心理との関係性を適切に理解することが重要であり,その理解を促進することを本科目の目的とします。

到達目標

 管理会計システムと組織心理の関係性を適切に理解できるようになることを目標とします。

授業計画と内容

1. オリエンテーション
2. 影響システムとしての管理会計(ディスカッション)
3. MPCシステムの意義(ディスカッション)
4. MPCシステムのケース・スタディ:京セラのアメーバ経営①(ディスカッション)
5. MPCシステムのケース・スタディ:京セラのアメーバ経営②(ディスカッション)
6. MPCシステムのケース・スタディ:京セラのアメーバ経営③(ディスカッション)
7. MPCシステムのケース・スタディ:住友電工のライン・カンパニー制(ディスカッション)
8. MPCシステムの属性の整理(ディスカッション)
9. 小集団別利益情報の心理的効果(ディスカッション)
10. 迅速なフィードバックの心理的効果(ディスカッション)
11. 自律性支援傾向の心理的効果(ディスカッション)
12. 業績検討会の心理的効果(ディスカッション)
13. 擬似的経営者として措定することの心理的効果(ディスカッション)
14. 遠位目標設定の心理的効果(ディスカッション)

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 毎回授業前に前週に指定された文献に必ず目を通した上で出席すること。また、授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと。
 発表者が指定された文献の要約や意見・疑問のとりまとめに取り組む際にかける時間の目安は,4時間程度です。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 20  授業における発言内容と受講態度を基準とします。
その他 80  指定された論文について,授業の到達目標を意識したうえで,適切な意見や疑問の取りまとめができているかどうかを評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

クリッカー

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 下記のほかに適宜,関連する論文を配布します。
稲盛和夫(2006)『アメーバ経営』日本経済新聞社.
住友電気工業㈱生産技術部(2000)「ヒトと現場をぐんぐん伸ばすライン・カンパニー制」『工場管理』第46巻,第11号,9-77頁.

その他特記事項

 特になし。

参考URL

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