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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:西洋近代哲学研究ⅠB

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
西洋近代哲学研究ⅠB 2025 後期 金3 文学研究科博士課程前期課程 寺本 剛 テラモト ツヨシ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-WP5-110L

履修条件・関連科目等

ドイツ語の基本的文法をマスターしておくことを望みます。

授業で使用する言語

日本語/ドイツ語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

エトムント・フッサールの『デカルト的省察』(Cartesianische Meditationen)を読解し、批判的検討を加えていきます。授業においてはテキストの講読が中心になります。受講者がそれぞれテキストの特定部分をあらかじめ担当しておき、その部分の読解をおこないます。そして、その読解にたいしてそれが適切であるか、その正確な意味がなにかをみんなで討論しあいます。その上で、内容についての批判的検討を行います。

科目目的

哲学のテキストを正確に読解する基本的能力を養うことが第一の目的です。また、エトムント・フッサールの『デカルト的省察』(Cartesianische Meditationen)を読解し、その内容を検討することで、現象学の基本的な知識や方法についての認識を深め、現象学に特有のボキャブラリーを使って自ら思考する能力を養うことも目的のひとつです。


到達目標

エトムント・フッサールの『デカルト的省察』(Cartesianische Meditationen)を使って、ドイツ語のテキストを正確に読めるようになることが第一の目標です。それとともに、このテキストを批判的に分析し、それについて討論することで、哲学的に考えるためのボキャブラリーと思考の型を学ぶとともに、それを手がかりにして参加者それぞれが自らの哲学的立場を形成することを目標とします。

授業計画と内容

1. テクストの概説と読解前の前提認識の共有
2. § 13 Die Notwendigkeit, die Probleme der Tragweite transzendentaler Erkenntnis zunächst
auszuschalten
3. § 14 Der Strom der cogitationes. Cogito und cogitatum
4. § 15 Natürliche und transzendentale Reflexion
5. § 16 Exkurs. Notwendiger Anfang wie der transzendentalen so auch der rein psychologischen
Reflexion beim ego cogito
6. § 17 Die Zweiseitigkeit der Bewußtseinsforschung als eine korrelative Problematik. Richtungen der Deskription. Synthesis als Urform des Bewußtseins
7. § 18 Identifikation als eine Grundform der Synthesis. Universale Synthesis der transzenden
talen Zeit
8. § 19 Aktualität und Potentialität des intentionalen Lebens
9. § 20 Die Eigenart der intentionalen Analyse
10. § 21 Der intentionale Gegenstand als transzendentaler Leitfaden
11. § 22 Idee der universalen Einheit aller Gegenstände und die Aufgabe ihrer konstitutiven
Aufklärung
12. § 23 Prägnanter Begriff der transzendentalen Konstitution und den Titeln »Vernunft" und „Unvernunft"
13. § 24 Evidenz als Selbstgegebenheit und ihre Abwandlungen
14. 全体討論

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

本書は翻訳が出版されているので、まずそれを読んで、どういう内容が書かれているかについて一応の見当をつけておいてください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 その都度おこなわれるプレゼンテーションの的確性(60%)、テキスト読解のための下準備の十分さ(20%)、討論参加への積極性(20%)にもとづいて成績を評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:Cartesianische Meditationen

著者:Husserl, Edmund,
出版社: Meiner, F
出版年:2012
ISBN-10 ‏ : ‎ 3787322671
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-3787322671

テキストは、原書を購入するのが理想ですが、コピーも配布します。

その他特記事項

受講性の関心に即して、研究や論文作成のサポートを積極的に行います。理論的な問題から応用的な問題まで、幅広く対応できると思いますので、気軽にご相談ください。

参考URL

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