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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:中国哲学研究ⅠB

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
中国哲学研究ⅠB 2025 後期 金1 文学研究科博士課程前期課程 水上 雅晴 ミズカミ マサハル 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-EP5-102L

履修条件・関連科目等

 以下の三点を履修の前提条件とします。一部の条件を満たせない場合、相談に応じます。
①漢籍について一定の知識を備えていること。
②聖書を読んだ経験を持っていること。
③白文の漢文と現代中国語の文章を読めること。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

副題:基督教漢文献の講読
 本授業では、主として16世紀から中国で布教活動に従事したイエズス会の宣教師達の著作を読みます。
 彼らが中国の伝統的な思想をどのように理解・批判したかを読み取っていきます。
 授業の中で取り上げる基督教漢文献の中には、中国、そして日本の思想界に影響を及ぼしたものもあるので、読解を通してその点に対する理解も深めます。
 

科目目的

キリスト教関連漢文献の読解を通して、東西の思想交流の歴史に対する理解を深める。

到達目標

(1)文体・語法・術語を理解した上で、キリスト教関連漢文献を独力で読めるようになる。
(2)イエズス会士が中国思想をどのように理解したか、そしてその理解をもとに言語・文化・歴史が異なる中国人にキリスト教をどのように伝えようとしたかを自分なりに説明できるようになる。
(3)講義を通して、キリスト教が中国と日本の知識人に与えた思想的影響に関して理解を深める。

授業計画と内容

第1回 マテオ・リッチ『天主実義』序・引の読解と考察
第2回 マテオ・リッチ『天主実義』「夫修己之学、世人崇業」以下の読解と考察
第3回 マテオ・リッチ『天主実義』「天地間物、至煩至𧷤」以下の読解と考察
第4回 マテオ・リッチ『天主実義』「万物初生、自天主出」以下の読解と考察
第5回 マテオ・リッチ『畸人十篇』「人於今世惟僑寓耳」以下の読解と考察
第6回 マテオ・リッチ『畸人十篇』「常念死候、行為祥瑞」以下の読解と考察
第7回 マテオ・リッチ『畸人十篇』「君子希言、而欲無言」以下の読解と考察
第8回 ディエゴ・デ・パントーハ『七克』「傲者、過分之栄願也」以下の読解と考察
第9回 ディエゴ・デ・パントーハ『七克』「或問、天主讎傲」以下の読解と考察
第10回 ディエゴ・デ・パントーハ『七克』「其夢者、已醒識其悪者」以下の読解と考察
第11回 ジュリオ・アレーニ『三山論学記』「旅人、西陬後学也」以下の読解と考察
第12回 ジュリオ・アレーニ『三山論学記』「天主也者、天地万有之真主也」以下の読解と考察
第13回 ジュリオ・アレーニ『三山論学記』「旅人遠来、渉険歴艱」以下の読解と考察
第14回 洪秀全『天兄聖旨』の読解と考察
*進行状況によって内容が変更されることがあります。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

教材中の語句、事項や文法については、事前に調べておき、質問されたら答えられるようにしておきましょう。自分の担当分のレジュメの作成も事前準備に含まれます。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100  以下の五点に着目して評価します。
(1)教材のテキストの字句・典拠の下調べがきちんとできているか。
(2)語法に忠実にテキストを読解しているか。
(3)自分のなりに問題意識を持ってテキストに取り組んでいるか。
(4)発表の際、配付資料を含め、わかりやすく伝えることができているか。
(5)テキストの読解を通して討議すべき課題をどれだけ見出すことができるか。

成績評価の方法・基準(備考)

 以下の二つの条件をともに満たした場合に単位を認定します。
①公欠以外の欠席が4回以内にとどまっている。
②自分の担当回での発表内容およびレジュメがいずれも一定の水準に達している。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)


アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

教材はプリントを用意します。参考書については授業の中で随時紹介します。

その他特記事項

自主性と積極性を評価します。

参考URL

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