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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:日本倫理思想研究ⅡA

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
日本倫理思想研究ⅡA 2025 前期 火1 文学研究科博士課程前期課程 大川 真 オオカワ マコト 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-PE5-103L

履修条件・関連科目等

指定された研究書を事前に読みこむことが必須条件です。また日本倫理思想研究ⅡBを履修することを希望します。学部生、他専攻、他研究科の院生の参加も大歓迎です。単位認定されるかどうかは所属学部、研究科の事務室で事前に確認しておいてください

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

丸山眞男に師事した政治学者・石田雄(いしだたけし、1923年 - 2021年)の仕事を見直します。石田雄は、戦後民主主義の旗手である丸山眞男の一番弟子として、市民社会論などで顕著な業績を上げました。その学問は、西洋近代に由来する自由や人権などの概念が、いかに近代日本の価値体系に定着していくのか、あるいはしないのかを鋭く論じたものです。
この授業は石田雄の主著の一つ『日本近代思想史における法と政治』(東京大学出版会、1976年)を読み解いていきます。

科目目的

現在では当たり前となっている基本的人権が、明治当初ではどのように理解されたのか。文化接触、文化交渉という視点から詳細に考えたいと思います。この授業では、哲学専攻のみならず、近代日本史を専門とする院生や学部生の方々にも裨益するところが大きいと考えられます。

到達目標

近代日本において、J・S・ミル『自由論』やスペンサーの進化論などの西洋近代思想の受容ないしは変容が、どのように行われたのかを説明できることを目的にします。また合法性観念、国家有機体説などの近代ドイツの国法学、公法学がどのように日本に受容、変容されるのかについても説明できるようになりましょう。

授業計画と内容

第1回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 J・S・ミル『自由論』と中村敬宇および厳復 Part1
第2回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 J・S・ミル『自由論』と中村敬宇および厳復 Part2
第3回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 J・S・ミル『自由論』と中村敬宇および厳復 Part3
第4回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 福澤諭吉論 Part1
第5回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 福澤諭吉論 Part2
第6回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 福澤諭吉論 Part3
第7回 第1~6回の補足説明と受講者によるディスカッション
第8回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 「自由」と「権利」 Part1
第9回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 「自由」と「権利」 Part2
第10回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 「自由」と「権利」 Part3
第11回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 基本的人権論 Part1
第12回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 基本的人権論 Part2
第13回 石田雄『日本近代思想史における法と政治』 基本的人権論 Part3
第14回 第8~13回の補足説明と受講者によるディスカッション

※進度により上記の予定が変更になる場合があります。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 毎回の授業での発表、質疑応答

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末/その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

パソコンの使用がのぞましい。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【テキスト】
石田雄『日本近代思想史における法と政治』(東京大学出版会、1976年)

※必要な部分をコピーPDFにして受講者に送ります。

その他特記事項

参考URL

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