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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:臨床心理学特論Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
臨床心理学特論Ⅱ 2025 前期 月3 文学研究科博士課程前期課程 中村 菜々子 ナカムラ ナナコ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-CY5-108L

履修条件・関連科目等

臨床心理学コースの学生のみ履修可能です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

臨床心理士および公認心理師の「臨床心理面接」や「心理学的支援」の基盤となる、臨床心理学的支援の基本概念、および主要な心理療法の理論と実践について理解します。単に主要な心理療法の特徴を知るだけでなく、臨床心理学的支援の基本発想や概念を理解します。
授業の初回に担当教員がテキストを指示します。各章について受講者自身がまとめた資料を元に精読を行いながら、担当教員が適宜参考となる論文を示す・講義を行うといった形で学びを深めていきます。

科目目的

臨床心理面接および臨床心理的援助を専門家として行うための土台を構築します。具体的には、臨床心理学的な援助とは何かを考え、心理的援助の基本的な知識・姿勢・態度、および専門家としての責任および倫理について学ぶことを目的としています。
受講者の発表とディスカッションにより授業を進めます。

到達目標

以下2点を到達目標とします。
1)臨床心理学的支援の基本概念について理解し、自分の言葉で言語化した上で他者と意見交換することによって自分の考えをアップデートできる
2)主要な心理療法の理論と実践について理解し、自分の言葉で言語化した上で他者と意見交換することによって自分の考えをアップデートできる

授業計画と内容

第01回 オリエンテーション、臨床心理学の歴史概観(講義)
第02回 臨床心理学理論(受講者の発表と討論)
第03回 正常/病理(受講者の発表と討論)
第04回 メンタルヘルスモデル(受講者の発表と討論)
第05回 医療人類学(受講者の発表と討論)
第06回 治癒文化論(受講者の発表と討論)
第07回 リカバリー(受講者の発表と討論)
第08回 当事者主権と当事者研究(受講者の発表と討論)
第09回 心理療法/カウンセリング概論1(受講者の発表と討論)
第10回 心理療法/カウンセリング概論2(受講者の発表と討論)
第11回 精神分析臨床における「0期」の大切さ(受講者の発表と討論)
第12回 援助技法の選択(受講者の発表と討論)
第13回 作業同盟の構築(受講者の発表と討論)
第14回 総括・まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

各回の授業は復習し,わからない点は次回授業の前に質問してください。
授業の最後に課題(ホームワーク)を提示することがありますので必ず取り組んでください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 以下について総合標的に評価を行います。①各自の発表と授業中に指示したホームワークの実施状況とその内容、②授業中のディスカッションへの参加度合いと発言内容

成績評価の方法・基準(備考)


課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

授業ではmanabaを活用します。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

臨床心理士・公認心理師として、病院、クリニック、就労支援施設、大学附属相談室等で臨床業務に携わってきました。現在も医療領域で臨床業務を行っています。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

各種領域での経験から得た、心理職として広く必要な態度・技術について授業で扱い、これらを身に着けられるよう工夫します。

テキスト・参考文献等

<テキスト>
岩壁 茂他編『臨床心理学スタンダードテキスト』金剛出版, 2023年
これ以外のテキストは講義開始時に受講者数等を考慮して選考し指示します。
遠藤裕乃・佐田久真貴・中村菜々子『その心理臨床,大丈夫? 心理臨床実践のポイント』日本評論社,2018年

<参考文献>下田僚 『実践カウンセリングの理論と方法-心の癒しと成長の希求に応える-』 ふきのとう書房,2005年
鑪幹八郎・名島潤慈編著『心理臨床家の手引 [第4版] 』誠信書房, 2018
八木亜紀子著『相談援助職の記録の書き方―短時間で適切な内容を表現するテクニック』中央法規出版, 2012年

その他特記事項

授業の進行は,受講人数によって変更する可能性があります。
授業の各回には,受講生によるディスカッションが含まれます。

参考URL

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