シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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体育実技AⅠ(室内スポーツ) | 2024 | 前期 | 金2 | 理工学部 | 榎本 至 | エノモト イタル | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
SE-PP1-PZ08
履修条件・関連科目等
「体育実技AⅡ」を履修するためには、「体育実技AⅠ」の履修が必要です。AⅠとAⅡを連続して履修する際は同一時限、同一教員での履修が条件です。また、教職の免許状を取得するためには、「体育実技AⅠ」と、「スポーツ科学」または「生涯スポーツ科学」の履修が必要です。なお、履修するためには、心臓メディカルチェック(1 年次)と毎年 4 月上旬に行われる定期健康診断(履修年度)を受診している必要があります(全学共通事項)。未受診の学生は、外部医療機関を受診して診断結果の証明書(自費)を提出してもらうことになりますので注意してください。該当学生は、必ず初回授業時、担当教員に申し出て指示を受けてください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
2018年、文部科学省は「スポーツ実施率向上のための行動計画」を発表しました。「生涯にわたってのスポーツの習慣化を促すため、大学等の高等教育において体育授業などスポーツ環境の充実が図られるよう促す」と記されました。本科目は、建学の精神「實地應用ノ素ヲ養フ」に基づき、実技を通して保健体育について学修します。
本授業では、身体活動の基盤であり、自分の体調を整えるために必要なトレーニング(ストレッチ&コンディショニングエクササイズ)と、仲間とのコミュニケーション能力を高める各種の室内スポーツを取り扱う予定です。個々のスキル・レベルに関わらず、様々なエクササイズやスポーツの特性を理解しつつ、チーム・プレーを楽しみながら、課題に対して真剣に取り組み、個性を発揮してもらいたいと考えます。
科目目的
1、学生が学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で示す卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度のうち、主にコミュニケーション力、組織的行動能力、多様性創発力を修得することを目的としています。
2、学生が心身の健康管理における身体活動の重要性に対する認識を深めるとともに、大学生活はもちろんのこと、社会に出てからも共通する、スポーツ実践とその効果に対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
一般に日常生活の中では、健康の維持や増進のために必要な運動量を十分に補うことは容易ではありません。本授業では、スポーツ活動を通して、それらに関わる各種の動作パターンにおける運動強度を活動歩数などの数値によって推測し、健康維持・増進のための適正運動量を理解します。また、授業目的を踏まえ、特性の異なる各種スポーツに取り組む中で、授業履修学生相互のインタラクションを深め、豊かな人間生活を営むために欠かせない生涯スポーツの発想と態度を養い、高めていくことを目標とします。
授業計画と内容
下記の授業内容を、学生の技能向上のレベルに合わせて、また安全管理の観点から、必要に応じて適宜授業実施時間や具体的内容に変更を加えながら、展開します。授業の前半では主にストレッチ&コンディショニングを行い、授業の後半では室内スポーツを行います。
第1回 ガイダンス(講義形式:授業概要の説明)
第2回 卓球:スイング基礎技術の確認
第3回 卓球:シングルスゲームの戦術と実践
第4回 バドミントン:ラケットワークの確認
第7回 バドミントン:シングルスゲームの展開
第8回 アルティメット:スロー・キャッチ基礎技術の確認
第7回 アルティメット:パスの応用とゲームの展開
第8回 インディアカ:シャトルの基礎的な操作
第9回 インディアカ:ゲームの実践
第10回 ソフトバレーボール:ボールハンドリング基礎技術の確認
第11回 ソフトバレーボール:コンビネーションの基礎
第12回 ミニサッカー:コンビネーションの基礎
第13回 ミニサッカー:コンビネーションの活用
第14回 まとめ
※学生の技術レベル、安全管理の観点などから、各回の授業内容に変更が生じる可能性があります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・身体活動に関する実技授業であるため、日々の健康管理には十分留意し、良好な体調をもって授業に出席してください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。個別の指示がない限りは、特に必要ありません。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 課題レポートについて評価する |
平常点 | 80 | スポーツの必要性の理解・実践、授業への取組み・意欲・協調性 |
成績評価の方法・基準(備考)
ルーブリックを用いた成績評価を行います(第1回で説明します)。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaを使用します。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
・参考文献:中央大学保健体育研究所(編):健康スポーツ50講.中央大学出版部.2021
・その他、必要に応じて授業時に資料を配付します。
その他特記事項
・第1回の授業は、指定された場所に普段の服装で集合してください。体育実技登録カードに、証明写真1枚(縦40mm×横30mm、裏面に学籍番号、氏名を記入)貼って提出するための準備をしてください。
・第2回以降は、運動ができる服装および、室内用シューズをご用意下さい。更衣は指定された時間・場所で行ってください。盗難予防のため、着替え、靴はバッグなどに入れ、授業実施場所に持参してください。授業実施場所は変更する場合がありますので、manaba、事務室掲示板を確認してください。