シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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人的資源管理論 | 2024 | 前期 | 木4 | 総合政策学部 | 小﨑 敏男 | コサキ トシオ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-MH3-0001
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義は、企業経営において最も重要な要素である「人」を中心にして、企業内部の雇用システムを説明する。企業内において、重要な役割を果たす人事部門の①新卒・既卒者の採用と補充②企業内教育③人事評価を理論とデータを基に解説する。
科目目的
人的資源論は、企業活動において中心的役割を果たしていると考えられる。人的資源論の基礎的理解なしには、企業経営や人材のマネジメントは出来ない。
本科目の目的は、人的資源論の基礎的理論を現在の企業システムと関連付けて理解することを目標とする。
到達目標
この科目の到達目標は、新聞、雑誌等の人事、企業組織に関する記事を読み理解できかつ、その記事が持つ意味を理解することを目標とする。そして、人事、組織に関する自分の意見を述べられることを目標とする。そのためには、テキスに書かれている内容を十分理解することが必要である。
The goal of this subject is to be able to read and understand articles about human resources and corporate organizations such as newspapers and magazines, and to understand the meaning of the articles. The goal is to be able to express one's own opinions about personnel and organization. To do so, it is necessary to fully understand what is written in the text.
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション:人的資源論とは
第2回 企業はどのように雇用量をきめているのか :最適労働需要量
第3回 企業組織(日本的雇用システム):長期雇用、年功賃金制
第4回 大卒の職探し :職探しの理論、コンピテンシ-
第5回 学校教育・企業内教育(OJTとOFF-JT)1. 大学教育
第6回 学校教育・企業内教育(OJTとOFF-JT)2 一般訓練、企業特殊訓練
第7回 賃金システム1 賃金プロファイル
第8回 賃金システム2 歩合給、報奨金制度、プリンシパル=エージェンシ-モデル
第9回 労働時間1 フレックスタイム制
第10回 労働時間2 ワーク・ライフ・バランス、テレワ-ク
第11回 人事システムと人事評価1 職能資格制度、職務等級制度(ジョブ型雇用)
第12回 人事システムと人事評価2 役割等級制度
第13回 人事異動1:内定・初任配置、配置転換・昇進・昇格・出向・転籍、定年制
第14回 まとめ:企業組織、人事システム
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回授業前までに、manabaに記載されて項目に関して、テキストを通読して、授業に出席すること。また、授業終了後に、毎回の講義した項目をノートに整理しながら授業に参加すること。加えて、授業で取り上げた項目を週刊誌、新聞等の記事があれば通読して整理すること。
Before each lesson, read through the textbook on the items listed in manaba and attend the lesson. Also, after the class, participate in the class while organizing the items that were lectured each time in a notebook. In addition, if there are articles such as weekly magazines and newspapers, read and organize the items taken up in the class.
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | 学期末に出す課題の出来、不出来で判断する。 よくまとめられ、自分で分析されている課題80点以上 工夫してよくまとめてあるもの70-79点 よくまとめられているもの60-69点 他の人の文章を無断で引用してまとめているのは不合格。Judgment will be made based on the success or failure of the assignment to be given at the end of the semester. Over 80 well-organized and self-analyzed tasks 70-79 points that are well organized Well-organized 60-69 points It is unacceptable to quote and summarize other people's sentences without permission. |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
使用するテキスト1冊
①小﨑敏男・牧野文夫・吉田良性編
②「キャリアと労働の経済学」(第2版)
③日本評論社
課題用のテキスト
①小﨑敏男
②「労働力不足の経済学」
③日本評論社
参考
Newton 別冊2020年12月号
「ゼロからわかる人工知能 仕事編」
取材協力者