シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語1・5 Reading (Upper-Intermediate)/英語(Ⅰ)・(Ⅴ) (Upper-Intermediate) | 2025 | 春学期 | 火1 | 法学部 | 岡本 佳奈 | オカモト カナ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-001M,JU-EN2-005M
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【テーマ: 英語圏小説と「子ども」】
本授業では、英語圏の小説作品を取り上げ、「子ども」という主題を分析する。各テクストを精読し文法や語彙の理解を深めるととともに、出版当時の社会背景や歴史的文脈を踏まえた上で、作品に対して批評的な読解を施し、議論できるようになることを目指す。
【授業の構成】
本授業の構成は大きく2つに分かれる。前半の授業では、まず児童小説のジャンル分析や「子ども」概念、小説の批評的な読み方について理解を深めつつ、小説作品から指定箇所を読解する。毎週の予習として、講師が提示する英文を読解し、指示された課題をmanabaで提出することが求められる。後半の授業では、各自が作品について独自の考察とリサーチを行なった上で、自身の読解に関してプレゼンテーションと議論を行う。
【春学期の概要】
春学期は、まず、ジャック・ザイプスの『おとぎ話の社会史』などを中心とした文献からの抜粋を読解する。この段階において、「子ども」という概念がいかにして近代的な家父長制社会において形成されていったかを学ぶ。またさらに、おとぎ話や児童小説は、どのように社会構造を反映し、一方でその社会を形作る一端を担ってきたかを考察していく。続く第10回までの授業では、ヒュー・ロフティングの児童小説である『ドリトル先生』シリーズから「子ども」という主題に関連する箇所を抜粋し、批評的な観点を持って小説を読解する訓練を行う。第11回から第13回の授業では、担当者によるプレゼンテーションと、それを元にしたディスカッションを行う。なお、授業の細かな構成は、受講人数に応じて変更する可能性がある。
科目目的
論理的な思考力を求められるような英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構築することができる能力を身につけること。
到達目標
学生の教養に資する、英語学習者向けに編纂された文章や、履修者のレベルに合った文章をとりあげ、授業内で適宜与えられる背景的情報を用いながら英文を正確に読み解く能力を養う。より幅広い語彙力を身につけ、文脈に応じて単語の多義的意味を判断しながら、文法的知識をより複雑な文章読解に応用することができるようになること。
授業計画と内容
第1回 Introduction:児童小説というジャンルおよび「子ども」概念の紹介
第2回 Preparation Phase 1:『おとぎ話の社会史』(Fairy Tales and the Art of Subversion)』読解と発表形式に関して
第3回 Preparation Phase 2:小説の読み方①批評理論の基礎について:自分の切り口を見つける
第4回 Preparation Phase 3:小説の読み方②引用・要約について:「他人の言葉」の用い方
第5回 『ドリトル先生』シリーズ: 作品概要
第6回 『ドリトル先生』シリーズ: 作品の設定、ヴィクトリア朝時代イギリスについて
第7回 『ドリトル先生』シリーズ: 語り手トミーの視点
第8回 『ドリトル先生』シリーズ: ドリトル先生とトミーの関係性、大人と子どもの対等さ
第9回 『ドリトル先生』シリーズ: “Was that bag all the luggage you had for your voyage?” 作品のメッセージ
第10回 『ドリトル先生』シリーズ: ポスト・コロニアリズムと共に作品を読む
第11回 Presentation phase 1 前編
第12回 Presentation phase 2 中編
第13回 Presentation phase 3 後編
第14回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本授業を履修した学生は、授業外で毎週 1-2 時間程度の予習復習などの学習を行うこと が求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 成績は主に平常点で決まります。平常点の内訳の概要は以下の通りです: (i)毎週の宿題 (ii)毎週のクラスへの出席と参加 (iii)課題の評価(プレゼンテーション、ライティング、ポートフォリオ、復習と自己評価) (iv)その他の評価基準 |
成績評価の方法・基準(備考)
単位修得の条件として、1学期の授業の内、欠席回数が3回を超えないことが求められます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業内で資料を配布する。