中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:芸術B

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
芸術B 2026 後期 月4 基幹理工学部/社会理工学部/先進理工学部/理工学部 張 洋宇 チョウ ヤンユ 1年次配当 2

科目ナンバー

SS-AS1-HB12

履修条件・関連科目等

ご関心に合わせて、D&I科目の履修も推奨します。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本授業では、芸術を通して、人がどのように空間を経験し、移動し、他者と関係を結び、コミュニティを形成してきたのかを考察する。絵画、写真、映像、パフォーマンス、展覧会や公共空間での表現など、幅広い芸術実践を取り上げ、芸術が個人の感情や表現にとどまらず、社会のあり方や人と人とのつながりを映し出してきたことを学ぶ。

科目目的

芸術作品や芸術実践を通して、人と空間、移動、関係性、コミュニティの相互作用について理解を深めることである。多様な表現形式の鑑賞と分析を通じて、芸術が社会や日常生活とどのように結びつき、価値観や経験のあり方に影響を与えてきたのかを考察する力を養う。

また、作品を表面的に受け取るのではなく、その背景にある歴史的・社会的文脈を読み解く視点を身につけ、他者の経験や異なる立場に対する想像力を育成することを目指す。あわせて、自らの経験や身近な環境を問い直し、言葉や表現によって考えを整理し、共有する基礎的な力を身につけることを目的とする。

到達目標

1. 多様な芸術作品や表現を鑑賞し、その特徴や主題を自分の言葉で説明できる。

2. 芸術作品を、空間・移動・関係性・コミュニティといった観点から読み解く基礎的な視点を身につける。

3. 作品が制作された背景や社会的文脈を踏まえて、複数の解釈の可能性を考えることができる。

4. 他者の意見に耳を傾け、対話やディスカッションを通して自分の考えを深めることができる。

5. 芸術を通じて得た気づきを、文章や口頭発表などの形で分かりやすく表現できる。

授業計画と内容

第1回 講義概要と基本概念の紹介
第2回 芸術から「移動する生」を考える
第3回 近代都市と遊歩者
第4回 遊歩の自由の裏側:奴隷制と強制移動
第5回 映画『それでも夜は明ける』(スティーヴ・マックィーン監督、2013年、134分)
第6回 戦争、植民、強制労働
第7回 荒野に向かう
第8回 映画『黒衣の刺客』(ホウ・シャオシェン監督、2015年、107分)
第9回 クィアな移動:居場所を探すために
第10回 AIDSアクティヴィズム:居場所を守るために
第11回 映画『美と殺戮のすべて』(ローラ・ポイトラス監督、2022年、121年)
第12回 移動する労働者
第13回 映画『ノマドランド』(クロエ・ジャオ監督、2020年、108分)
第14回 まとめ:移動・記憶・コミュニティ・芸術

なお、授業計画は、一部前後したり、若干の変更が行われることもあります。

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業内容を復習し、インターネットなども活用して自主的に関連情報を調べること。できれば展覧会を積極的に観にいくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 48 2000文字以上。各自で選んだアート作品や展覧会、アーティストを授業で紹介された視点から分析し、授業内容を理解しているか、独自の意見を述べているかを重視して評価します。
平常点 52 毎回の授業内容について100文字以上の感想や質問を提出してもらいます。出席チェックと異なり、授業内容を理解しているか、独自の意見を述べているかを重視して評価します。毎回満点は4点。回答状況に応じて、0~4点を配点。満点は4点*13回(初回を除く)=52点

成績評価の方法・基準(備考)

引用など既存の資料を言及する際や、AI生成の内容を利用する際に、必ず出所を明示してください。出所を明示しない場合、そしてそれらの内容を言い換えて自分の文章として提出する場合は、剽窃とみなされ、成績が付けられなくなりますので、ご注意ください。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

インディペンデント・キュレーターとして活動

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

インディペンデント・キュレーターとして、フェミニズム・クィア理論を用いて、多様な視点からアートと社会の関わりを紹介する。

テキスト・参考文献等

授業でテキストを使用せずに、スライドなどの資料で代替する。

参考資料:
伊藤将人、『移動と階級』(講談社、2025年)
守如子&前川直哉 編、『基礎ゼミ ジェンダースタディーズ』(世界思想社、2025年)
海野弘、『クィア・アートの世界 自由な性で描く美術史』(PIE International、2022年)

その他適宜授業中に紹介する。

その他特記事項

ダイバーシティ・センターや後楽園ダイバーシティ・ラウンジ(後楽園キャンパス6号館6707号室)に提供されている書籍や視聴覚資料を積極的に利用し、ジェンダー・セクシュアリティに関わる知識の自主学習を行うことが推奨します。

中央大学ダイバーシティ宣言に基づき、授業参加者お互いの人権を尊重し、ジェンダー、セクシュリティ、人種、民族、障害や病気の有無について、名前や見た目、授業での発言に対して自分が受けた印象を元に決めつけるような言動を行わないようにしましょう。

授業内では「それぞれが呼ばれたい名前+さん」で呼び合いましょう。

お互いにプライバシーを尊重し、個別の方のジェンダーやセクシュアリティについて無理に聞かず、授業内でもし個人情報が言及されましたら、口外しないようにしましょう。

授業内で気になること、辛いことがあったら、我慢せずに教員と相談しましょう。

必要に応じて、合理的配慮を提供します。

参考URL

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