科目ナンバー

JU-EN1-002M,JU-EN2-006M

履修条件・関連科目等

西洋史、美術、英文学

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語（その他の言語）

授業の概要

日本で明治期からその存在が知られている、19世紀イギリスの若き芸術家集団、ラファエル前派は、従来の西洋絵画同様、ギリシャ、ローマ神話や、聖書、シェイクスピアなどの文学作品を題材にしながらも、写実的な描写が特徴とされる。本授業では、イギリスで数多くの展示会を企画したHeather BirchallによるPre-Raphaelitesを用い、前期は、ラファエル前派の活動全般について、後期は概論の続きおよび代表的な画家や活動家に焦点を当てて同派の活動について精読し、文法力と語彙力を強化しながら、英文読解力を中心とした総合的な英語力養成を目的とする。

科目目的

論理的な思考力を求められるような主に現代の英語の文章を読み解き、多面的に理解し、自らの考えを構築することができる能力を身につけること。

到達目標

英語学習者向けに編纂された文章をあつかい、学生の教養に資する文章を読むための基礎となる読解能力を養う。基本的な語彙や文法に関する知識を定着させるとともに、単語の意味や文構造を確認しながら文章を正確に読解できるようになること。

授業計画と内容

第1回　Introduction
第2回　The Firm
第3回　The Later Rossetti
第4回　Burne-Jones
第5回　The Final Years
第6回　The Influence of Pre-Raphaelitism
第7回　Ford Madox Brown――Work
第8回　Burne-Jones――The Tree of Forgiveness
第9回　Burne-Jones and William Morris――Flora
第10回　William Holman Hunt――Isabella and the Pot of Basil
第11回　John Everett Millais――Christ in the House of His Parents
第12回　Dante Gabriel Rossetti――Found
第13回　John Ruskin ――Fragment of the Alps
第14回　総括・まとめ・到達度確認

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと／その他

授業時間外の学修の内容（その他の内容等）

本授業を履修した学生は、授業外で毎週 1-2 時間程度の予習復習などの学習を行うこと が求められます。
テキストのより深い理解や背景知識を得るために、自分が選択したKeywordについて調査し、パワーポイントを用いての発表の準備を行う。

授業時間外の学修に必要な時間数／週

毎週１回の授業が半期（前期または後期）または通年で完結するもの。１週間あたり１時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

成績評価の方法・基準（備考）

単位修得の条件として、1学期の授業の内、欠席回数が3回を超えないことが求められます。
成績評価に当たっては、期末試験、授業内調査報告、授業内貢献度等から総合的に判断する。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法（その他の内容等）

アクティブ・ラーニングの実施内容

反転授業（教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式）／プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容（その他の内容等）

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法（その他の内容等）

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

Heather Birchall, Pre-Raphaelites. Taschen, 2022.
ISBN: 978-3-8365-1965-6

その他特記事項

参考URL