シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 中国文学講義(1)A | 2026 | 前期 | 火2 | 文学部 | 千田 大介 | チダ ダイスケ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-LT3-E401
履修条件・関連科目等
履修条件は特に設けない。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
中国語文献のデジタル化とデータベース
情報検索技術やAIの発展によって、現在では手軽に情報を検索して「答え」を得ることができる。しかし、ネット検索ではあらゆる中国語文献を調査できるわけではなく、研究する上で役に立つ情報を得るためには個々の文献のテキストデータを入手して分析したり、学術データベースを検索したりする必要がある。
本授業では、まず文献のデジタル化が学習や研究にもたらすメリットとデメリットについて検討し、その上で文献デジタル化の基盤となる文字コード、文献デジタル化の方法、さらには漢字の入力・検索方法について、その歴史的経緯と注意点を、情報処理の技術的な問題にあまり踏み込まないように留意しつつ解説する。その上で、オンライン・テキストデータ・アーカイブが構築された経緯や使い方、主要な学術データベースの特色などについて解説する。
科目目的
本講義の目的は、文字コードや漢字の入力方法などのコンピューターで中国語や漢字文献を処理するための基礎知識を身につけるとともに、さまざまなテキストアーカイブや中国古典文献データベースの設計思想を理解することで、研究に必要なデータを効率的に入手する方法を習得することにある。
到達目標
本講義では以下の3点を到達目標とする。
(1)情報機器で漢字を扱うための基盤である文字コードの発展の過程と背景を理解する。
(2)電子テキストから必要な情報を得る方法を理解する。
(3)中国語圏における大規模文献データベースの現状と特色を理解する。
授業計画と内容
1.導入:デジタル化文献の種類と利点
2.文献の電子テキスト化と文字コード
3.日本JISコードをめぐって
4.中国・台湾の文字コードと漢字政策
5.1990年代の古典文献データとデータベース
6.漢字文献のデジタル化と研究利用
7.仏典のデジタル化
8.Unicodeの登場と拡張
9.中国のオンラインテキストアーカイブと文献CD-ROM
10.文献の電子化と著作権問題
11.文淵閣四庫全書全文検索版の衝撃
12.中国の古典文献データベース
13.文献画像の公開
14.授業の総括
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 70 | 講義内容の理解度に基づく。 |
| 平常点 | 30 | 授業の出席・参加状況に基づく。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは指定せず、資料を配布する。参考文献については授業内で紹介する。
その他特記事項
中国語の資料を用いることもあるが、中国語未習者であっても履修に問題はない。