中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:心理学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
心理学 2025 春学期複数 火5,火6 商学部 鈴木 宏幸 スズキ ヒロユキ 1~4年次配当 4

科目ナンバー

CM-PY1-52XL

履修条件・関連科目等

Web登録科目です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

心理学は人間の意識や行動に科学的にアプローチする学問である。心理学を専攻としないものにとっても,心理学の知識を身につけておくことは,人間の様々な活動や人間が抱える問題を理解するうえで有益である。本講義では,脳,知覚,認知,学習,人格,発達,臨床といった心理学の諸領域における重要な概念・知見について解説していく。授業では心理学実験のデモンストレーションや映像資料も使用し双方向に行う。知識を伝えるだけでなく,心理学の知識に基づき自ら考える時間もとっていく。

科目目的

心理学は人間の意識や行動について科学的にアプローチする学問である。この科目は、カリキュラム上のリベラルアーツ科目人文社会学系の科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、学生が自分自身や周囲環境、社会的事象について多角的に洞察することを可能とするための心理学的視点に対する認識を深めるとともに、心理学に対する基礎的な知識を習得することを目的とする。

到達目標

心理学の基礎知識を身につけるとともに,それらに基づきながら人間の心理に関する様々な問題について考えられるようになることを目標とする。具体的な目標は以下のとおりである。
(1)心理学の専門知識に基づきながら様々な問題について自らの考えを述べることができる。
(2)心に関する事象・問題について自ら調べ考える態度を持つ。

授業計画と内容

1.心理学とは何か:(1)心理学の歴史 、(2)「心」はどこにあるのか
2.心の生物学的基礎:(1)心と脳、(2)局在性の理解
3.感覚・知覚:(1)メカニズム 実験のデモンストレーション(実習)、(2)主観的世界
4.記憶:(1)仕組み 実験のデモンストレーション(実習)、(2)仕組みの応用
5.情報の変容:(1)仕組み 実験のデモンストレーション(実習)、(2)仕組みの応用
6.学習:(1)古典的条件づけ、オペラント条件づけ、(2)技能学習
7.感情:(1)仕組みを知る、(2)動機・欲求
8.人格・性格:(1)自己理解 検査のデモンストレーション(実習)、(2)特性論と類型論
9.対人認知:(1)印象形成 実験のデモンストレーション(実習)、(2)ステレオタイプ
10.社会的認知①:(1)集団の影響 実験のデモンストレーション(実習)、(2)認知バイアス
11.社会的認知②:(1)意思決定 実験のデモンストレーション(実習)、(2)プロスペクト理論
12.発達:(1)発達理論、発達段階、(2)アイデンティティ
13.精神病理:(1)精神疾患総論、(2)発達障害
14.まとめ:現代社会、社会的事象を心理学視点から考える

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

manabaに授業資料を掲載するので、授業時間外の学習に活用すること。
授業内で提示する課題に取り組み提出すること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 20 授業で扱った心理学的知識についての理解を確認する
レポート 20 課題図書に基づき心理学的事象について自身で調べまとめる態度を評価する
平常点 60 授業ごとの課題から、自分自身、周囲環境、社会的事象について心理学的観点から考える態度を評価する

成績評価の方法・基準(備考)

授業内外に実施する課題の提出が全体の60%に満たないものはE判定とする。
レポートの未提出もしくはテストの未受検はいずれもE判定とする。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

授業ごとの課題について授業内で取り上げ、それにコメントする形でのフィードバックを行う。

アクティブ・ラーニングの実施内容

実習、フィールドワーク/その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業で扱うテーマごとに心理学実験、心理学調査の体験およびデモンストレーションを実施する。それらの体験を通した学び、またそこから自身で見出した課題や解決についてまとめ、提出する。

授業におけるICTの活用方法

クリッカー/その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

授業内外の課題でresponを活用する。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

本務先である東京都健康長寿医療センター研究所にて専門性(心理学)に基づく研究業務に従事している。その一環として、医療機関および地域において患者および健常者の心理・精神機能のアセスメントを行っている。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

心理学の基礎知識に関連する事象(知覚、記憶、感情等)を実務経験に基づき解説する。また、個人の匿名性に配慮した上で心理・精神機能に関連する疾患の具体的事象について解説する。

テキスト・参考文献等

テキストは用いない。

参考文献は授業内で適宜紹介する。

レポート課題で用いる書籍は次のものとする。
鈴木宏幸・渋川智明『認知症対策の新常識』2018年(日東書院)ISBN:9784528022157

その他特記事項

ソフトウェアの利用なし

参考URL

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