シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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英語4・8 Text-Based Interactive Learning (Improving)/英語(Ⅳ)・(Ⅷ) (Improving) | 2024 | 秋学期 | 火5 | 法学部 | 加藤 匠 | カトウ タクミ | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-004M,JU-EN2-008M
履修条件・関連科目等
In Text-Based Interactive Learning classes, students use English actively and interactively to learn about themes of interest to them and to share their knowledge and understanding with other students.
テキストベース・インタラクティブ・ラーニングの授業では、受講生それぞれが選択した関心のあるテーマについて調べ、その成果をクラスで共有することを通して英語を対話的に活用し、主体的な学びを実践します。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ: The Pixar’s Way
この授業では、現在のアニメーション制作を代表する映画会社ピクサーの流儀について扱っていく。かつてディズニーおよびピクサーの社長を務めていたエド・キャットムルが在任時に書いた『Creativity, Inc.』を軸としながら、ピクサーについて論じたデイヴィッド・A・プライスによる『The Pixar Touch』をはじめとする、ピクサーに関連した書籍からの抜粋を扱うが、その過程で、ピクサー映画の背後にある哲学についても理解を深めていければと考えている。ピクサーについて各自でさらに掘り下げる機会も設ける予定なので、積極的に授業に参加してほしい。
毎週の活動
この授業では、まず前半部に教師が提示する英文を読み進めていく。その際にはあらかじめmanabaを通じて内容に関するまとめを投稿してもらい、それを基に授業を進めていくことにする。授業の後半ではそれを踏まえた上で、英文の中に登場した人物や事柄について担当者を決めて掘り下げる作業を進めていく。場合によって、ミニプレゼンテーションのような形をとったり、manabaを使ったりということも考えているが、その場での簡単なやり取りも含め、双方向性を重視するので、積極的な参加を求めたい。
秋学期の概要
秋学期は、まず春学期の内容の確認からスタートする。秋学期第2回と第3回の授業で、成功の背景にある<ピクサー流創作術>を確認した後、それがどのような形で作品に活かされたのかを知るために、『ファインディング・ニモ』と『ミスター・インクレディブル』について読み進めていく。その過程で、春学期に学んだブレイントラストが活用され、<アートとテクノロジーの相乗効果>が生み出されていくさまを具体的に見ていく予定である。
科目目的
The main objectives of this course are to help you:
(1) engage interactively with others around texts of different kinds (for example, written, audio-visual, multimedia) so that you can develop the ability to use English
(2) build your knowledge on topics and issues of interest to you
(3) share that knowledge interactively with other people
(4) develop your critical understanding of the world.
この授業の目的は、以下の通りです。
(1)受講生が、様々なテクスト(例:書物、音響、映像、メディア)に触れることを通して英語を使う能力を育てること
(2)興味関心に基づくトピックや社会問題についての知識を養うこと
(3)他の受講生と学んだ知識を積極的にシェアできるようになること
(4)世界で起きていることについて批判的に理解できるようになること。
到達目標
(1) Through this course you will learn about different topics and issues of interest to you to do with the main theme of this course.
(2) You will improve your reading (and listening) skills and extend your understanding of the topics and issues in this course.
(3) You will develop your ability to use information on topics and issues that interest you.
(4) You will develop your ability to use English comfortably and fluently to explain, discuss and critically analyse information with other people.
(1)授業のメインテーマに関連した様々なトピックや社会問題について、理解できるようになること
(2)様々なトピックや社会問題について学びを深めることで、高度な英文の読解力や英会話の聴解力を身につけることができる
(3)関連するテーマについて、英語を用いて効果的に情報を収集し、また処理することができる
(4)英語を用いて批判的に分析を進めることができるようになり、さらに英語を用いて他の受講生に流暢に説明、及び議論することができる
授業計画と内容
第1回 春学期内容の復習
第2回 成功の背景にあるもの:ピクサー流創作術
第3回 成功の背景にあるもの:「あきらめないことから生まれた成功」
第4回 『ファインディング・ニモ』:作品が生まれたきっかけ
第5回 『ファインディング・ニモ』:フラッシュバック
第6回 『ファインディング・ニモ』:ドリーの役割
第7回 『ファインディング・ニモ』:リアリティを追求する
第8回 『ファインディング・ニモ』を作る際に意識していたこと
第9回 新たなる挑戦:『ミスター・インクレディブル』
第10回 新たなる挑戦:ブラッド・バード監督
第11回 『ミスター・インクレディブル』:個性豊かな登場人物たち
第12回 『ミスター・インクレディブル』:ブレイントラストによる気づき
第13回 アートとテクノロジーの相乗効果
第14回 総括とまとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
Students will be expected to do 2 hours or more preparation outside class each week, including reading (and/or listening), finding sources of information, note-taking, writing, and/or presentations, discussions, and other activities in class.
受講生は、クラスの授業以外で毎週2時間以上の予習をすることが求められます。ここで言う予習とは、リーディング、リスニング、情報や資料収集、ノートテ―キングやライティング、プレゼンテーション準備などを指します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 20 | 区切りのついたタイミングで、小テストを行なう。 |
期末試験(到達度確認) | 30 | 最終授業において、英文に関する理解度を確認する期末テストを行なう。 |
平常点 | 50 | 以下に挙げる平常点を踏まえ、総合的に評価する。平常点の内訳の概要は以下の通りである。 (i)担当箇所のまとめ、(ii)毎週のクラスへの出席と参加、(iii)課題の評価(ミニプレゼンテーション、ライティング等) |
成績評価の方法・基準(備考)
授業開始30分以上の遅刻は欠席扱いとする。なお欠席に関しては3回までとするが、それを超えた場合いかなる理由があろうとも単位を認定しないので、注意されたい。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
Ed Catmull『Creativity, Inc.』
David A. Price『The Pixar Touch』の抜粋(教員が用意する)
この他の文献に関しては、教員が準備する。
その他特記事項
■授業の工夫■
この授業は実習形式で行なうので、毎回出席し、授業に積極的に参加することが前提となる。予習や復習を重視しているので、授業の冒頭に適宜小テストを実施し、予習状況や習熟度の確認を適宜行なうこととする。
なお、辞書を忘れた場合には欠席扱いとし、常習的な遅刻(遅刻2回で欠席1回とする)、私語、授業中の許可なしでのスマートフォン操作、内職行為をはじめとする授業マナー違反は厳禁とする。問題があった場合には即不合格とする場合もあるので、注意すること。