シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
英語4・8 Text-Based Interactive Learning (Foundational)/英語(Ⅳ)・(Ⅷ) (Foundational) | 2024 | 秋学期 | 金3 | 法学部 | 中村 文人 | ナカムラ フミヒト | 1年次配当 | 1 |
科目ナンバー
JU-EN1-004M,JU-EN2-008M
履修条件・関連科目等
In Text-Based Interactive Learning classes, students use English actively and interactively to learn about themes of interest to them and to share their knowledge and understanding with other students.
テキストベース・インタラクティブ・ラーニングの授業では、受講生それぞれが選択した関心のあるテーマについて調べ、その成果をクラスで共有することを通して英語を対話的に活用し、主体的な学びを実践します。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ:異文化コミュニケーション
教科書に即した異文化コミュニケーションの中から、学生が興味関心のあるトピックを選び、その内容を深く勉強していきます。また、毎サイクルの後半では、設定されているテーマ、あるいはそこから読み取ったテーマに即して、自分で読みたい英文を選択することができます。
Theme: Intercultural Communication
In this class you will read stories (textbook) about Intercultural Communication, talk about it with other students and gather information to learn about the theme. In the end of each cycle, you can choose which books or texts to read and decide which issues related to Intercultural Communication you would like to learn more about.
毎週の活動
この授業では、受講生は異文化コミュニケーションというテーマに関連して、関心のあるトピックや問題について調べ、その成果をクラスで共有することを通じて英語を対話的に活用し、主体的な学びを実践します。
受講生は毎週、テクストを読んで作成したノートを用いて、テクストの内容をクラス内のペアワークやグループワークで共有します。
受講生は、毎週テクストについてのノートを作成し授業に持ってくる必要があります。
What you will do in class each week
Each week, you will talk about your textbook about Intercultural Communication by using English (and some Japanese if necessary) with other students in pairs and small groups. You will also take a research note each week about the theme in the textbook and in class.
秋学期の概要
基本的には、三週をひとつのサイクルとし、各サイクルの一~二週目は教科書のテクストを読み、その間に教員から提示されたテクストの中から一つを選択肢、読解を勧めておきます。そして、サイクル最後の第三週には、選択したテクストを読み、自分の作成したノートをグループワークで発表します。Cycle 6およびCycle 7では教科書のテクストを読む時間を減らして学生の探してきたテクストを読む週が増えます。また、学年最後のCycle 8では、教科書を使わずに学生が自身の好きなトピックを考え、それに即してテクストを探してきて、最後にはそれをまとめてプレゼンテーションを行うことになります。授業内では、このほかに毎週、一定程度の英語で会話あるいはディスカッションをする時間を設けます。
Autumn course outline
After an initial introductory week, you will read the textbook once a week for two weeks (Week 2 – 3, Week 5-6, Week 8) and then choose a topic or issue from one of those stories in the textbook for each Cycle. As time goes by, you will search your texts by yourself. In the end of each Cycle, you will discuss your research note with other students in small group. In Cycle 8, you will choose your topic, search texts and make a presentation. In this class, you will need to talk with other students and/or discuss in English.
科目目的
The main objectives of this course are to help you:
(1) engage interactively with others around texts of different kinds (for example, written, audio-visual, multimedia) so that you can develop the ability to use English
(2) build your knowledge on topics and issues of interest to you
(3) share that knowledge interactively with other people
(4) develop your critical understanding of the world.
この授業の目的は、以下の通りです。
(1)受講生が、様々なテクスト(例:書物、音響、映像、メディア)に触れることを通して英語を使う能力を育てること
(2)興味関心に基づくトピックや社会問題についての知識を養うこと
(3)他の受講生と学んだ知識を積極的にシェアできるようになること
(4)世界で起きていることについて批判的に理解できるようになること。
到達目標
(1) Through this course you will learn about different topics and issues of interest to you to do with the main theme of this course.
(2) You will improve your reading (and listening) skills and extend your understanding of the topics and issues in this course.
(3) You will develop your ability to use information on topics and issues that interest you.
(4) You will develop your ability to use English comfortably and fluently to explain, discuss and critically analyse information with other people.
(1)授業のメインテーマに関連した様々なトピックや社会問題について、理解できるようになること
(2)様々なトピックや社会問題について学びを深めることで、高度な英文の読解力や英会話の聴解力を身につけることができる
(3)関連するテーマについて、英語を用いて効果的に情報を収集し、また処理することができる
(4)英語を用いて批判的に分析を進めることができるようになり、さらに英語を用いて他の受講生に流暢に説明、及び議論することができる
授業計画と内容
【秋学期】
第一回 授業概要の説明
Cycle 5
第二回 Reading 1 “Stereotypes and Intercultural Communication”
第三回 Reading 2 “Cultural Accommodation in Intercultural Communication” 次週までにCycle 5のテーマにかかわる英文テクストをさがしてきて、リサーチ・ノートを作成しておく。
第四回 Sharing students’ texts in pairs.
Cycle 6
第五回 Reading 1 “Intercultural Communication in Higher Education ”
第六回 Reading 2 “Study Abroad and Intercultural Adaptation” 次週までにCycle 6のテーマにかかわる英文テクストをさがしてきて、リサーチ・ノートを作成しておく。
第七回 Sharing students’ texts in pairs.
Cycle 7
第八回 Reading 1 “Intercultural Competence for the Future” 次週までにUnitのテーマにかかわる英文テクストをさがしてきて、リサーチ・ノートを作成しておく。今回は2週にわたって、学生が自身で選んできたテクストを毎回用いる。
第九回 Sharing students’ texts in pairs.
第十回 Sharing students’ texts in pairs.
Cycle 8 Set your own topic
自分で自由にテーマを設定し、テクストを3本選び、三週かけてペアで共有し、四週目にはさらにテクストや情報を加えてレジュメを作成したうえで、小グループで発表する。
第十一回 Sharing students’ texts in pairs.
第十二回 Sharing students’ texts in pairs.
第十三回 Small presentation in small groups.
第十四回 まとめと振り返り
※授業計画は、授業の進捗状況などにより、変更する場合があります。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
Students will be expected to do 2 hours or more preparation outside class each week, including reading (and/or listening), finding sources of information, note-taking, writing, and/or presentations, discussions, and other activities in class.
受講生は、クラスの授業以外で毎週2時間以上の予習をすることが求められます。ここで言う予習とは、リーディング、リスニング、情報や資料収集、ノートテ―キングやライティング、プレゼンテーション準備などを指します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり1時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
平常点 | 100 | Students will be graded mainly based on continuous assessment, in relation to (i) weekly preparation for class, (ii) weekly participation in class, (iii) products made during the semester such as presentations and written work, portfolios of work, reflections and self-assessments, and (iv) other ways of evaluating the quality and development of students’ use of English week by week. Note: To pass this course, students should have no more than 3 absences. 成績は主に平常点で決まります。平常点の内訳の概要は以下の通りです: (i)毎週の宿題 (ii)毎週のクラスへの出席と参加 (iii)課題の評価(プレゼンテーション、ライティング、ポートフォリオ、復習と自己評価) (iv)その他の評価基準 注意点:単位取得のためには、欠席が3回を超えないこととする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト
①トロイ・マコナキー、古屋聡、櫻井千佳子
②Intercultural Communication for English Language Learners in Japan
英語学習者のための異文化コミュニケーション
③南雲堂、2017年、東京
⑦ISBN 978-4-523-17846-0 C0082