シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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プログラム講義Ⅱ(監査論) | 2024 | 秋学期 | 火3 | 商学部 | 川端 千暁 | カワバタ チアキ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AU3-35XL
履修条件・関連科目等
2018年度以前入学生対象のWeb登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義は、三部構成で行う予定です。まず財務諸表監査の基本的な知識について講義を行います。そのあと、海外の監査事例とその後の規制の変更点を説明し、論文式試験等の理論問題を解き、解説を行います。
基本的な事項を深く理解する講義ですので、初心者(公認会計士試験受験生以外の学生)もすでに監査論を学習した者も受講可能です。また、短答式試験の基礎学習や監査の事例研究を行うために必要な基礎知識の習得にも役立ちます。
科目目的
プログラム科目に設置された講義科目は、商学部アドヴァンスト科目に位置付けられていることから、資格取得や技能形成のための実践的な学習を通して、キャリアに直結する専門知識の習得を目的とします。
本講義は、公認会計士試験の主に論文式試験に向けての答案作成のための能力を養うことを目的としています。
到達目標
この「プログラム講義Ⅱ(監査論)」は「プログラム演習Ⅱ(監査論)」と一緒に履修することを前提としており、「講義」を通して合格に必要な理解力と知識を身につけ、「演習」でその確認を行い、理解力と知識をより確実にします。
(ただし、どちらかの講義を学習しても良いように可能な限り設計する予定です)
授業計画と内容
1. オリエンテーション/財務諸表監査とその目的
2. 正当な注意の形成
3. 独立性の形成
4. 監査基準の発展と監査人の責任
5. 監査手続の展開
6. リスクアプローチの展開
7. 不正に対する責任
8. グループ監査の展開
9. 見積りの監査の展開
10. 専門家の利用の展開
11. 監査報告書の展開
12. 独立性の規制の展開
13. 保証業務に対する監査人/保証業務実施者の責任
14. 授業の総括 重要論点を中心として
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習範囲を授業前に必ず確認すること、また復習も行うこと。特に、講義の復習を必ず行ってください。企業会計審議会の監査基準および公認会計士協会の監査委員会報告書の原文にあたってください(毎回講義の際に指定)。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 40 | レスポン等で授業へのコメントを提出する形式。また、授業における積極的な議論への参加を高く評価する。 |
その他 | 60 | 課題でレポートを4回ほど提出する。評価基準として、授業の内容を理解しているかを問う。監査論の基礎知識を理解した上で、制度の趣旨を説明できるかどうかを重視する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
オンデマンド型の授業を事前に受けるとともに、授業内の演習はwebテストで行う。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
原則としてレジュメ等の配布資料で代替します。
ただし、以下を参考資料として紹介します。
・①伊豫田 隆俊・松本 祥尚・林 隆敏、②ベーシック監査論、③中央経済社、2019、④八訂版
・①鳥羽至英, 秋月信二, 永見尊, 福川裕徳、②財務諸表監査、③国元書房、2015
また適宜、参考文献を指定する。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし。