シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ヒューマンエコノミークラスター特殊講義 | 2024 | 前期 | 火4 | 経済学部 | 阿部 正浩 | アベ マサヒロ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM3-21XX
履修条件・関連科目等
労働経済学および労使関係論を受講した、あるいは並行して受講していること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
「連合協力講座:働くということー現代の労働組合」
この講義は日本労働組合総連合会(連合)の協力の下で行うものです。この講義では、これから実社会で活躍する諸君のために、ワークルールなどの働くための基礎知識を教えます。
なお、授業ではresponを毎回用いて、授業中の理解を促進するクイズを出します。
科目目的
この科目は、経済・社会において労働組合がどのような役割を果たしているかを講義すると共に、働くために必要なワークルールについても講義します。
到達目標
働くこととは何かを学ぶ。
労働組合の役割について学ぶ。
ワークルールについて学ぶ。
授業計画と内容
第1回から第3回、そして第14回は担当教員が、これら以外の回は外部講師が、講義します。なお、外部講師の都合により順番や内容の変更があります。詳細については第1回のオリエンテーションで説明します。
1. オリエンテーション
2. 日本経済と労働市場
3. 日本経済における労働組合の役割
4. 労働者を取り巻く職場の現状と課題ー労働組合の果たすべき役割とは
5. 今、働く現場で何が起きているのかー労働相談から見た若者を取り巻く雇用の現状
6. 安心して働くことの出来る職場づくりの取り組みー労働組合の職場活動
7. 男女平等参画・仕事と生活の両立に向けた取り組み
8. 春季生活闘争を通じた労働条件改善の取り組み
9. 非正規労働者の組織化と処遇改善の取り組み
10. 公務労働の現状と公共サービスの役割ー公務関係労組の取り組み
11. 安心して働き続けられるための政策制度とはー社会的セーフティネット確立の取り組みを中心に
12. 公正なワークルール確立をめざしてー雇用・労働政策の取り組みを中心に
13. 「働くことを軸とする安心社会」の実現にむけて
14. これまでの講義の振り返りと論点整理
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業中に学んだことを振り返る、振り返りレポートをmanabaで提出。
レポートのテーマに沿って、自分自身で調査したり、分析したりする課外学習を求められる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 30 | 5月ごろにレポートのテーマを与える。授業で学んだこと、自分自身で調査分析したことをもとにして、今後の働き方や労働組合のあり方について、論理的に提言出来るかどうかを評価する。 |
平常点 | 70 | 授業後の振り返りレポートと授業中の発言によって評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストはありません。授業で利用するレジュメは、manabaで毎回配布します。