シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
企業経済クラスター演習 | 2024 | 後期 | 月3 | 経済学部 | 赤羽 淳 | アカバネ ジュン | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM3-32XS
履修条件・関連科目等
・経営学の初歩的な内容を理解していることを前提として、演習を進めます。
・経営学以外の分野については、産業経済(特に製造業)に関心がある方の参加を歓迎します(予備知識はいりません)
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
テーマ『経営学と産業分析』
本演習では経営学の基本的な考え方を前提に、産業分析を行います。経営学と産業分析は基本的に別の学問だと捉える方が多いかもしれませんが、実際、両者は密接に関係します。経営学の分析対象は「企業」ですが、企業活動の固まりが産業活動です。本演習では従来企業を対象としていた経営学の考え方をもとに製造業を中心とする産業を分析することを学びます。特にとりあげるのはエレクトロニクスと自動車になりますが、本演習で培ったノウハウは他の産業(例、サービス業など)にも応用できるはずです。
科目目的
経営学と産業分析の親和性を実際の作業を通じてわかってもらうことが、本演習の最大のねらいです。
到達目標
本演習では最初にPCの使い方を学んでもらいます。その後テキストの要約作成を行ってもらいます。そしてそれを踏まえて、経営学の基礎概念をもとに特定の産業に関する分析を参加者各自に行ってもらい、最終的にはプレゼンテーション資料を作成し、発表してもらうことが到達目標になります。
授業計画と内容
1.ガイダンス
2.PC講習(ワード)
3.PC講習(パワポ)
4.PC講習(エクセル)
5.経営学に関する講義
6.自動車産業に関する講義
7.エレクトロニクス産業に関する講義
8.『東アジア液晶パネル産業の発展』の要約練習(第1章)キャッチアップの考え方
9.『東アジア液晶パネル産業の発展』の要約練習(第3章)各国の液晶パネル産業の概要
10.『東アジア液晶パネル産業の発展』の要約練習(第7章)各国の液晶パネル産業の展望
11.プレゼン資料作成に関する講義
12.グループワーク実習
13.参加者プレゼンテーション①
14.参加者プレゼンテーション②およびまとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 72 | テキストの要約、プレゼン資料作成、プレゼン発表 |
平常点 | 28 | 毎回の授業に出席することが基本です。出席回数が7回に満たない場合は、出席不足で評価の対象にしないことを留意ください。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
原則として毎回の演習にPCもしくはタブレットを持参してください。難しい場合は、初回のガイダンスで個別に相談してください。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
民間シンクタンクにおける戦略コンサルタントとしての実績
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
上記経験、実績をもとに実践的な演習を行います
テキスト・参考文献等
赤羽淳(2014)『東アジア液晶パネル産業の発展: アジア後発企業の急速キャッチアップと日本企業の対応』勁草書房