シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経済地理 | 2024 | 秋学期複数 | 水5,水6 | 商学部 | 小室 譲 | コムロ ジョウ | 1年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-EO1-21XL
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
経済地理学は、経済現象を空間的に分析し、経済地域の成立背景や機能などを究明する学問です。本科目では、持続可能な国土・地域づくりに向けての経済地理学の視点を政策や産業別に考えていきます。複雑化する現代の経済地域を知るために世の中に目を向け、主体的に学習したい、みなさまの受講を歓迎します。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の商学部分野別専門科目に位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、受講生が地理的な現象への経済的な認識を深めるとともに、経済地理学に対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
・経済現象を空間的にとらえる視点を養うこと。
・地理的な現象について、経済地理学の理論を踏まえつつ、その背景・原因を含めて他者に論理的に説明できるようになること。
・地域経済の諸課題を、学問的視点に立って解決する方策を提案できるようになること。
授業計画と内容
第1回 地域をとらえる視点1: 農村の起源と分類
第2回 地域をとらえる視点2: 都市の起源と分類
第3回 日本経済の構造変容と経済地理学
第4回 小まとめ(これまでの授業の小括)
第5回 経済活動の地域構造1: 人口集積とその動向
第6回 経済活動の地域構造2: 農業生産の動向
第7回 経済活動の地域構造3: 工業生産の動向
第8回 経済活動の地域構造4: 流通産業の動向
第9回 経済活動の地域構造5: ツーリズムと観光業
第10回 経済活動の地域構造6: 地方行政制度と政策地域
第11回 中間まとめ(経済活動の地域構造まとめ)
第12回 持続可能な国土・地域づくりに向けて1: 政策の歩み
第13回 持続可能な国土・地域づくりに向けて2: 事例検証
第14回 総括・まとめ
第15回 ガイダンス:地誌学の学問的視点
第16回 北海道の地誌: 広域分散型社会と小売業の展開
第17回 東北の地誌: 大規模農業と6次産業化
第18回 関東の地誌: 在留外国人とエスニック・タウンの展開
第19回 中間まとめ
第20回 中部の地誌: 中心市街地の衰退と移住・開業
第21回 近畿の地誌: 訪日観光の振興とオーバーツーリズム
第22回 中国の地誌: 地場産業の維持とイノベーション創出
第23回 四国の地誌: 環境汚染から考える持続可能な地域づくり
第24回 九州の地誌: 都市の階層性と福岡の支店経済性
第25回 沖縄の地誌: 周辺地域と観光振興
第26回 北米の地誌:カナダにおける観光と環境
第27回 東南アジアの地誌:経済成長と地域経済の特徴
第28回 授業の理解度確認(まとめ)
※ 授業の進捗により、授業回の順番変更、内容の一部変更が生じる可能性があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 80 | 指定のテキストをベースに授業内容に沿って出題します。 |
平常点 | 20 | 授業内の小レポートや発言状況などをもとに評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席が3分の2に満たない場合はE判定となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】以下の教科書を毎回の授業に持参してください。
小田宏信編著『日本経済地理読本[第10版]』東洋経済新報社、2024年、ISBN:9784492100394
この他、授業回によってその都度、参考文献をご紹介します。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし