シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経済情報クラスター演習 | 2024 | 後期 | 月1 | 経済学部 | 伊藤 篤 | イトウ アツシ | 3年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EC-OM3-42XS
履修条件・関連科目等
入門ICT演習またはICTスキルを履修していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
経済社会において今後重要となる量子コンピュータの動作原理とその応用について演習を行い、理解を深める。
科目目的
量子コンピュータの仕組みを把握する。
到達目標
量子コンピュータの仕組みを把握し、経済社会への適用や新たな応用を提案できる力を養う。
授業計画と内容
第1回 はじめに
第2回 単一キュビット
第3回 多重キュビット
第4回 量子テレポーテーション
第5回 量子算術演算と量子論理演算
第6回 振幅増幅
第7回 QFT:量子フーリエ変換
第8回 量子位相推定
第9回 データの量子表現
第10回 量子探索
第11回 量子スーパーサンプリング
第12回 ショアの素因数分解アルゴリズム
第13回 量子機械学習
第14回 レポート発表会
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業前にmanabaに掲載する資料を参照しておくこと。
展示会、勉強会、外部のコンファレンス等、最新の動向を知ることができるイベントなどについては積極的に参加することを推奨する。
例:
CETEC:毎年10月上旬に開催されるモバイル技術・ビジネスの展示会
GoogleやICTベンチャー主催の勉強会:随時
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 講義の最後に、レポートを提出してもらいます。 以下の観点で評価します。 ・出題内容との整合性 ・文章の完成度 ・レポートとしての構成 ・自分の意見を書いていること |
平常点 | 60 | ・出席 (30%) ・授業参加態度(30%) 毎回アンケートをとりますので、それを提出してもらいます。また、時々、宿題を出しますので、提出してください。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
毎授業の終わりのアンケート、宿題レポート、に基づき、次の授業の際にQAを行います。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
WS教室で、プログラミングの実習などを行います。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1983〜2014:KDDI研究所勤務
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
KDDI研究所での経験と、様々な企業との共同研究の経験に基づき、具体的な問題解決についても、取り上げる予定です。
テキスト・参考文献等
書名:動かして学ぶ量子コンピュータプログラミング
著者:Eric R. Johnston、Nic Harrigan、Mercedes Gimeno-Segovia
出版社 : オライリージャパン (2020/8/27)
発売日 : 2020/8/27
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 332ページ
ISBN-10 : 4873119197
ISBN-13 : 978-4873119199