シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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課題演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 金5 | 商学部 | 南 はるつ | ミナミ ハルツ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-BS2-11XS
履修条件・関連科目等
2年次配当の事前登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
都市化するドイツ、観光化するスイス -- 『アルプスの少女ハイジ』の現代性
『ハイジ』の第 1部が刊行されたのは1880年、つまり今から約 140年以上前にもかかわらず、今なおハイジの人気は衰えを知らない。このゼミにおいては原作本を読むと同時に、アニメ化、映画化された『ハイジ』なども扱いながら、さまざまな観点から考察します。
科目目的
この科目は、ベーシック演習Ⅰ・Ⅱで養成された基礎的な能力を、具体的なテーマに沿って応用・発展させることで、適応力・判断力・実践力を身につけ、他者と協働する能力を養うことを目的としています。
「ドイツ語圏の社会や世界を地理的、歴史的、経済的、文化的な観点などから問い直し、再考察する」
到達目標
この科目では以下を到達目標とします。
『ハイジ』という作品について単なる子供向けの読み物という見方をするのではなく、
文化的・文学的、及びヨーロッパにおける宗教的な側面からも再検討し、総合的に理解できるようになること。大人になった今、児童文学に触れ、感じることを自分なりの言葉で表現できるようにすること。
授業計画と内容
(春学期) 主としてスイスについて考察します。
第 1回 ガイダンス
第 2回 アルプスの自然について
第 3回 スイスの食文化について
第 4回 スイス人の生活について
第 5回 スイス及びドイツ文学考察
第 6回 スイスについてのさまざまな考察
第 7回 グループテーマを決めて研究
第 8回 グループテーマを決めて研究
第 9回 グループ発表
第10回 グループ発表
第11回 映像化及び縮小された翻訳との比較
第12回 映像化及び縮小された翻訳との比較
第13回 映像化及び縮小された翻訳との比較
第14回 レポートテーマについて質疑応答など
(秋学期) 主として「ハイジ」について考察します。
第 1回 ガイダンス
第 2回 「ハイジ」の原作者ヨハンナ・シュピーリについて
第 3回 「ハイジ」における自然描写
第 4回 「ハイジ」におけるキリスト教
第 5回 「ハイジ」における教育
第 6回 「ハイジ」における文化
第 7回 「ハイジ」における登場人物考察
第 8回 「ハイジ」における登場人物考察
第 9回 「ハイジ」の翻訳の縮小版、完訳版
第10回 「ハイジ」以外の作品「ばらのレスリ」など
第11回 「ハイジ」のアニメと映画
第12回 個人テーマについて質疑応答など
第13回 個人テーマ発表
第14回 個人テーマ発表
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
資料の下調べを行うことや授業の最後に提示する課題に必ず取り組むこと
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 『ハイジ』についての基礎知識を理解した上で、文化的・文学的な観点から総合的に理解しているかどうかを評価します。 |
平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度、受講態度(ほかの学生と積極的に意見交換をする、研究発表をする等々)の状況で評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
岩波少年文庫106 『ハイジ』 上巻 ヨハンナ・シュピリ作 上田真而子訳
ISBN4-00-114106-X
岩波少年文庫107 『ハイジ』 下巻 ヨハンナ・シュピリ作 上田真而子訳
ISBN4-00-114107-8
〔参考文献〕
必要に応じて紹介します。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名程度
〔募集方法〕
〇志望動機(エントリー時にC plusで入力)
〔国外実態調査〕
実施しない
〔ソフトウェアの利用〕
なし