シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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課題演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 木5 | 商学部 | 市場 俊之 | イチバ トシユキ | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-BS2-11XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
スポーツを「みる」の「みる」には、「見・観・鑑・診・看」などを当てはめることができます。スポーツを多彩に、多角的に、かつ階層的に取り扱います。2つのテーマを想定しています。ひとつは、「オリンピックとパラリンピック」、「ワールドカップ(サッカー)などの大きなスポーツ・イヴェントを「みる」です。歴史的な背景を把握し、眼前のイヴェントの様態を考察します。中央大学とオリ・パラほかとの関りも調査・検討します。もうひとつは、スポーツ活動に不可欠な「人間の運動」を「みる」です。人間とはどんな存在なのかから始めます。人間の運動とは何か、動きを教える・学ぶ・伝承することを俎上に乗せます。例えば、我々がスポーツや身体活動を行い、その体験・経験がどんな機能ないしは意味を有するのかなどについて考えます。
ゼミ活動は、おもに文献・資料の渉猟と講読から始めます。適期に見学調査ないしは実態調査などのフィールドワークを行います。最終的に報告書を作成します。
科目目的
この科目は、ベーシック演習Ⅰ・Ⅱで養成された基礎的な能力を、具体的なテーマに沿って応用・発展させることで、適応力・判断力・実践力を身につけ、他者と協働する能力を養うことを目的としています。
科目目的は2つです。ひとつは、オリンピックやパラリンピックなどを検討することで、日本および世界のスポーツの動態を多様に考察するマクロ的な「眼=視座」を獲得することです。もうひとつは、「我々自身が『動くこと』」に関する人間学的-運動学的な知識を得て、人間のスポーツ運動が人間形成において陶冶的な役割を担っていることを確認することです。
到達目標
スポーツの大きな現象形態とひとりひとりの運動行為の仕組みについて識(し)り、それらの情報・知識を自分自身のライフスタイルに反映できるようになることです。
授業計画と内容
1.人間とはどんな動物か
2.運動とスポーツ
3.スポーツ史①未開社会と古代
4.スポーツ史②古代オリンピック
5.スポーツ史③前近代と近代
6.スポーツ史④後近代
7.スポーツ史⑤近代オリンピックドイツ体操祭1860から1990年(再)統一まで
8.スポーツ史⑥現代パラリンピック
9.スポーツ史⑦ドイツスポーツの現状-スポーツにおける日独比較
10.スポーツ史⑧近代オリンピックにおけるドイツと日本
11.スポーツ史⑨ドイツ体操祭-1860から1990年(再)統一まで-
12.スポーツ史⑩ドイツ体操祭-(再)統一後から2017年まで-
13.前期プレゼンテーション前半
14.前期プレゼンテーション後半
15.現代スポーツの競技と種目の変容:①外へのプロフィール化
16.現代スポーツの競技と種目の変容:②内でのプロフィール化
17.現代スポーツの競技と種目の変容:③運動の構造(運動経過および運動課題)
18.「トップスポーツ」と「みんなのスポーツ」:①「トップスポーツ」
19.「トップスポーツ」と「みんなのスポーツ」:②「みんなのスポーツ」
20.「トップスポーツ」と「みんなのスポーツ」:③スポーツ活動を支える制度・組織
21.人間の運動系の発達①ゼロ歳-幼児期-ゴールデンエイジ
22.人間の運動系の発達②性的成熟期-成年期-老年期
23.人間の運動系の学習:粗協調-精協調-安定化
24.人間の運動系の学習:意味と意義(機能/作用)
25.後期プレゼンテーション前半
26.後期プレゼンテーション後半
27.報告書作成
28.総括
*学外での見学/実態調査を予定しています。
*計画と内容は適宜変更されることがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 25 | 報告書作成 |
平常点 | 50 | ゼミにおける積極的関与 |
その他 | 25 | プレゼンテーション |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストないしは教科書は適宜指示します。必要に応じて資料を配布します。
その他特記事項
受講学生自身が主役と認識し、積極的にゼミ活動に関わること。万難を排し、ゼミに出席すること。
[ソフトウェアの利用なし]