シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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外国書講読(仏) | 2024 | 通年 | 金3 | 経済学部 | 中村 千尋 | ナカムラ チヒロ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EC-OM3-08XX
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語/フランス語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
経済や社会に関するフランス語のテキストを題材として講読を行います。今年度は経済史と移民史に関する文献を扱う予定で、この講読を通じてフランス社会が抱えている問題の諸相を説明し、日本との比較から議論を行います。
科目目的
フランスの大学で使用されている教科書(もしくは一般読者向けに書かれた概説書)を読むことで、1、2年次に習得したフランス語能力のさらなる向上を目指します。
到達目標
・辞書を使用しつつフランス語のテキストを読むことができる。
・翻訳作業を通じて日本語の学術的な文章表現を用いることができる。
・フランスを始めとする諸外国の歴史について、より多くの知識を習得することができる。
授業計画と内容
1. ガイダンス
2. フランスの産業革命
3. ベル・エポック
4. 第一次世界大戦
5. 両大戦間期
6. 人民戦線
7. 第二次世界大戦とヴィシー政権
8. 戦後復興と改革
9. 栄光の30年
10. 社会党政権と国有化
11. 新自由主義
12. ヨーロッパ統合の道
13. 人の域内移動の自由
14. 中間まとめ
15. 移民に関する時事ニュース
16. 移民の歴史
17. 共和政
18. 教育
19. 国籍
20. 工業化と外国人労働者
21. 域内移民と域外移民
22. 植民地と人の移動
23. 移民政策の変遷
24. 家族移民
25. 差別
26. 郊外問題
27. 難民
28. 期末まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
指定したテキストに関して、報告担当者だけでなく、全員が予習を行うこと。
また毎回、出席者はリアクションペーパーの提出が求められます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業参画度(報告やリアクションペーパーの内容など)に応じて評価を行います。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
初回授業時に提示します。