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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:分子細胞生物学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
分子細胞生物学 2025 後期 金3 理工学部 箕浦 高子 ミノウラ タカコ 2年次配当 2

科目ナンバー

SE-BI2-9A09

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

まず、細胞を構成する種々の因子について、分子レベルからより上位の階層に至るまで、その構造と基本的機能を学ぶ。その後、これらの因子がおりなすさまざまな細胞の活動について理解を深める。講義では、これまでの研究から明らかになった現象やそのメカニズムを単に事実として述べるだけでなく、発見への足がかりとなった実験技術やストラテジーについても紹介する。

科目目的

生命の基本単位である細胞は、その活動と維持に必要なすべてのしくみを自身の中に備えており、いわば一つの自律的なシステムと見なすことができる。細胞の内部には、さまざまな細胞小器官やタンパク質、核酸などの生体分子が存在し、これらが巧妙に連携することにより、複雑な細胞内機能を実現している。本科目では、そのような細胞の活動や生体分子のはらたきについて、基本的な事象を中心に学習し、多様な細胞の動態について理解することをめざす。

到達目標

細胞のなりたちとそれを構成する生体高分子についての基本的理解を得るとともに、細胞生物学の研究方法に欠かせない顕微鏡などの実験技術について学ぶ。さらに、細胞内での物質の輸送機構、細胞運動、細胞分裂、細胞内情報伝達などの、細胞のさまざまなふるまいとそのメカニズムについて理解する。

授業計画と内容

第1回 細胞とは何か、細胞の基本構造(*)
第2回 細胞を構成する分子
第3回 細胞の研究法(1)顕微鏡技術(*)
第4回 細胞の研究法(2)細胞培養、細胞分画、遺伝子導入
第5回 細胞膜の構造と機能
第6回 核と膜小器官(1)核と小胞体(ER)
第7回 核と膜小器官(2)ゴルジ体、小胞輸送(*)
第8回 細胞骨格と細胞運動(1)細胞骨格とモータータンパク質
第9回 細胞骨格と細胞運動(2)さまざまな細胞運動(*)
第10回 細胞分裂と細胞周期(1)細胞周期、染色体のふるまい
第11回 細胞分裂と細胞周期(2)紡錘体のふるまい、細胞質分裂(*)
第12回 細胞の情報伝達
第13回 細胞接着と細胞外マトリックス
第14回 生殖と発生・細胞分化、がんの細胞生物学

各回の終了後から次の回までの間に、manabaに掲載される確認用小テストを各自で実施する。また、*印の授業回の後は、それまでの学習内容に応じた小課題が課される。インターネットや書籍等の資料をもとに各自調査・学習し、レポートとして提出する。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

事前にテキストに必ず目を通し、概要を把握しておく。テキストに記載されている用語は重要なものがほとんどである。意味がわからない場合はあらかじめ図書やインターネット等で調べておくこと。授業後は理解不十分な箇所や興味をもった箇所を重点的に復習する。また、毎回課されるmanaba小テストに解答し、該当回には課題を提出する。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 45 真核細胞の構造と基本的機能、各オルガネラの役割について、理解できているか否かを評価します。
レポート 45 真核細胞の構造と基本的機能、各オルガネラの役割について理解したうえで、課題に対して適切な論述ができるか否かを評価します。
その他 10 小テストへの取り組みを評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

manabaにて小テストを実施する。また、補助教材として、各種動画資料に日本語解説を付して表示する。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:
箕浦高子、分子細胞生物学: Molecular Cell Biology(第8版)、デザインエッグ社、2025年発行予定、ISBN-10:4815003823
参考文献:
ベーシックマスター細胞生物学、尾張部克志・神谷律共編、オーム社、2009年発行、ISBN-10: 4274207447、3,960円
細胞の分子生物学(第6版)、ブルース・アルバーツ他著、中村桂子他訳、ニュートンプレス、2017年発行、ISBN-10: 4315520624、81,917円
分子細胞生物学(第9版)、ロディッシュ他著、堅田利明他訳、東京化学同人、2023年発行、ISBN-10: 4807920510、9,570円

その他特記事項

参考URL

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