シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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グローカル・フィールド・スタディーズⅠ(国内) | 2024 | 冬季集中 | 他 | 林 光洋 | ハヤシ ミツヒロ | 1~4年次配当 | 1 |
科目ナンバー
EC-IF1-011X
履修条件・関連科目等
GFS対象の演習科目を履修している学生は、所定の期間にCplusのアンケートから履修申請をしてください。
対象の演習授業で求めていることと同様の履修条件です。
授業で使用する言語
日本語/英語
授業で使用する言語(その他の言語)
3年次の1年間、研究プロジェクトを実施する予定です。そのプロジェクトでは、研究計画書の作成から、先行研究のレビュー、アポイントメントの取得、研究対象国でのインタビュー/質問票調査の実施、論文執筆等すべてのプロセスで英語を手段として用います。
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
大きなテーマは、「途上国の経済・社会開発、貧困削減、格差是正」です。そのテーマの下で、どこの国を対象にし、具体的に、どのような分野の、どのようなテーマで調査・研究(複数の小テーマをグループに分かれて研究)をするかは、ゼミ学生が議論して決めます。対象国、対象分野・テーマが決定したら、それに沿って研究の枠組みを構築し、国内外の現地調査に臨み、最終的に論文の執筆、報告をします。研究面だけではなく、ロジスティクスを含む現地調査関連のほぼすべての作業をゼミ学生が担当します。
履修者が設定したテーマに関連する機関、団体、個人を訪ね(現地調査の前後にはオンライン・ツールも使用)、インタビュー調査をしたり、質問票調査をしたりして当該国の経済・社会開発、貧困削減、格差是正に資する研究を行ないます。
現地調査期間だけではなく、その前後を含む1年間の研究プロジェクト実施を対象とする授業科目です。
科目目的
テキストや教室内の授業からは知ることのできない途上国の実態や開発協力の現場を経験して、途上国の経済・社会開発・貧困削減・格差是正や国際協力についての理解を深めると同時に、現地調査およびその前後のプロセスを通じて、自主性を醸成し、社会勉強することを目的にします。
到達目標
途上国の実態や開発協力の現場を経験して、途上国の経済・社会、貧困、格差の状況や国際協力の現実を知ると同時に、現地調査およびその前後のプロセスにおいて、主体的に行動し、社会とのつながりを意識し、理解することを目標にします。
授業計画と内容
現地調査の対象国、研究分野・テーマについては、一定の条件のもとでゼミ学生が議論し、決定します。その後、ゼミ学生自らが研究計画を立て、文献をレビューしたり、国内の専門機関・専門家を訪問・インタビューしたりして研究計画を精緻化し、対象国の訪問先のアポイントメントをとり、飛行機、ホテル、現地の交通等のロジスティクスを手配します。現地調査期間中は、参加者が日々のスケジュールを管理し、訪問先でインタビュー・視察・資料収集等の調査を実施します。帰国後は、現地調査の結果にもとづいて、研究論文を英語で執筆(2025年1月中旬頃までに完成)したり、さまざまな場面で成果の発表・報告をしたりします。現地調査の前後には、可能な限りオンライン会議システムや他のオンライン・ツールを使用して、事前あるいはフォローアップのインタビュー/質問票調査も実施してもらいます。
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
通常のゼミ授業だけでは時間が足りませんので、授業以外の時間に自主的に作業することになると思います。現地調査の前後、必要に応じて国内の専門機関・団体、専門家を実際に訪問したり、海外の研究対象の機関・団体、専門家にオンラインでコンタクトしたりして、インタビュー/質問票調査を実施する可能性があります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。担当教員の指示に従ってください。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 下記「備考」欄を参照 |
成績評価の方法・基準(備考)
準備、実施、論文執筆・編集、その他フォローアップ等現地調査(現地調査前後のオンラインを通じてのインタビュー/質問票調査を含む)に関連するすべてのプロセスへの参加度・貢献度、ゼミメンバー同士の協力度合いなどにもとづいて総合的に評価します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業の中で研究計画書、論文を報告してもらう際、口頭で助言・コメントをします。また、リクエストがあれば、書面(メール等)でもコメントします。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク/その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
テーマの設定から、研究計画書の作成、アポイントメントの取得、ロジスティクスの手配、現地調査の実施(現地調査前後のオンラインによるインタビュー/質問票調査実施を含む)、成果発表・報告、論文執筆までを1つの研究プロジェクトとして、ゼミメンバーが話し合い、ゼミメンバーが自ら動いて実施します。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
・国内外の現地調査は、Web会議システムをはじめオンライン・ツールを用いてインタビュー/質問票調査を実施してもらいます。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
詳しくは、下記URLを参照してください。
https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100002978_ja.html
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
途上国の開発現場、国際協力の現場で経験したことや学んだことを、授業の関連する場面で紹介します。
テキスト・参考文献等
授業開始後、適宜紹介します。
その他特記事項
関連する学内外のイベントを紹介しますので、積極的に参加して、知識や情報を得たり、ネットワークを作ったりして、本研究プロジェクトに活かすように心がけてください。