シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 理科教育法3 | 2026 | 前期 | 金5 | 基幹理工学部/社会理工学部/先進理工学部/理工学部 | 栢野 彰秀 | カヤノ アキヒデ | 4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC3-B216
履修条件・関連科目等
・中学・高校理科の教員免許取得希望者が履修するための科目です。
・「教科に関する専門科目」と「理科教育法1,2,4」が主な関連科目となります。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
「理科教育法1,2」で学んだ理論と実践の基礎を活用し、これから行う教育実習に向けて一つの中・高理科の授業として完結させるためのスキルを養う科目です。中・高理科4領域それぞれの学習指導案を探究の過程のステップごとに構想し、実践した後、全体で授業協議を行い、最後にまた班で協働して模擬授業と授業協議をふりかえります。
授業の後半では、皆さんは教育実習を終えての授業への出席となります。教育実習では研究授業を行っています。研究授業を自分でふりかえっての課題が必ずあるはずです。また、研究授業後に、実習校の指導の先生からのアドバイスもあったはずです。それらを総合して、研究授業の成果と課題を発表します。さらに、研究授業の改訂版指導案の作成方針も発表します。その後、改訂版の研究授業の指導案を作成します。
科目目的
本科目は、今次中学校・高等学校学習指導要領(理科)の改訂の趣旨及び要点を理解し、それに記述された分野目標・内容の構成の考え方および教育方法を活用し、学習指導要領の趣旨を踏まえた理科4領域または4科目何れかの授業を構成し、教育実習や将来教壇に立ったときに実践するためのスキルをつけることを第一の目的としています。
教育実習をふりかえることで、今次中学校・高等学校学習指導要領(理科)の改訂の趣旨及び要点、それに記述された分野目標・内容の構成の考え方および教育方法、学習指導要領の趣旨を踏まえた理科4領域または4科目何れかの授業の構成、それぞれについて再確認することを第二の目的としています。
今後履修する理科の指導法の授業科目「理科教育法4」へとつながる教育実践のための基礎科目です。これからの学習「理科教育法4」の方向性をつかむことも本科目の目的としています
到達目標
・今次中学・高校理科学習指導要領の目的・内容・方法が説明できる。
・中学・高校理科4領域それぞれの学習指導案が作成できる。
・学習指導案に基づいた探究の過程のステップの模擬授業を行う。
・学習指導案の目的・内容・方法に沿った授業協議ができる。
・模擬授業・授業協議をふりかえり、学習指導案の改善ができる。
・教育実習をふりかえることで、研究授業の指導案の改訂版を作成する。
授業計画と内容
第 1回:ガイダンス(授業の目的、内容、進め方、評価等)
第 2回:探究の過程を経る中学・高校理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)1
問題解決・課題設定模擬授業1(中学エネルギー領域 または 高校物理領域)
第 3回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)2
問題解決・課題設定模擬授業2(中学粒子領域 または 高校化学領域)
第 4回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)3
問題発見・課題設定模擬授業3(中学生命領域 または 高校生物領域)
第 5回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)4
問題発見・課題設定模擬授業4(中学地球領域 または 高校地学領域)
第 6回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)5
仮設設定・検証計画の立案模擬授業1
第 7回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)6
仮設設定・検証計画の立案模擬授業2
第 8回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)7
結果の処理模擬授業(中・高)
第 9回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)8
考察・推論模擬授業1(中学エネルギー領域 または 高校物理領域)
第10回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)9
考察・推論模擬授業2(中学粒子領域 または 高校化学領域)
第11回:探究の過程を経る理科模擬授業の実践と改善(授業協議を含む)10
考察・推論模擬授業3(中学生命領域 または 高校生物領域)
第12回:教育実習のふりかえり1
教育実習のふりかえりと改善点の発表・改訂版指導案の作成
第13回:教育実習のふりかえり2
教育実習のふりかえりと改善点の発表・改訂版指導案の作成
第14回:教育実習のふりかえり3
教育実習のふりかえりと改善点の発表・改訂版指導案の作成
・第1~14回:ICT・情報機器及び教材の活用を含みます。
・授業内容は変更される場合があります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習
・模擬授業に向けて各グループで学習指導案を作成する必要があります。
・模擬授業の準備をする必要があります。
・模擬授業実施後の授業協議を踏まえて、改訂版学習指導案を作成する必要があります。
復習
・模擬授業実施後の授業協議を踏まえて、行われた模擬授業をふりかえる必要があります。
・指導案の作り方、授業協議について毎回の授業をふりかえってください。不明な点が多くあると思いますので質問をしてください。
授業終了後の課題提出
・基本的に毎回の授業後に課題を課しますので、締め切り日までに提出してください。提出方法は後にお知らせします。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 平常点 | 20 | 授業への参加・貢献度、受講態度、提出物(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
| その他 | 80 | 作成した学習指導案(20%)の状況を基準とします。 模擬授業(40%)の状況を基準とします。 研究授業の改訂版指導案の状況及び改善方針の発表の状況(20%)を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
出席率が75%に満たない者、全ての課題・学習指導案を提出しない者はE判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
「授業時間内で講評・解説の時間を設ける」と「授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う」を併用します。
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
「授業におけるICTの活用方法」とは、教員が授業でICTを活用するのだけだったら一面的になります。こどもがICTを自由自在に活用できるようになる視点が必要です。この観点からの授業を展開します。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
公立高等学校での教員経験
教員養成系大学学部での教員養成・教員研修・附属学校の機能強化についての実務経験
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
全ての学習内容に関連があります。教員養成段階の学生の実態、公立学校の子どもの実態に沿った授業内容を提供します。
テキスト・参考文献等
テキスト
「理科教育法1,2」で購入した中学校理科教科書(1年~3年)
高等学校理科教科書
各回の授業資料
文科省:『中学校学習指導要領(平成29年3月告示)解説理科編』,学校図書.
ISBN-10 : 4762506133
文科省:『高等学校学習指導要領(平成30年3月告示)解説 理科編・理数編』,実教出版.
ISBN-10 : 4407348739
文部科学省のHPからダウンロード可能ですので、皆さんのPCにダウンロードしておいてください。教員採用試験を受験予定の人は書店で紙媒体に印刷された冊子を購入することをお勧めします。
参考文献等
適宜manabaに掲載するか、授業時に適宜配付します。