シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国文学作家作品研究(1)B | 2026 | 後期 | 月4 | 文学部 | 吉野 瑞恵 | ヨシノ ミズエ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-JL3-A402
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
『源氏物語』の和歌について考える―紫の上の和歌を中心に―
『源氏物語』の中には、登場人物が詠む八百首近くの和歌が含まれている。その中には二人の人物の間でやり取りされる贈答歌もあれば、三人以上の人物が詠み合う唱和歌もあり、また誰にも伝えられない思いを一人で詠む独詠歌もある。和歌は他者に思いを伝えるコミュニケーションの手段であると同時に、誰にも伝えられない思いを密かに吐露する手段ともなっている。また、引歌のように、古歌を地の文で引用したり、会話の中で引用する場合もある。
この講義では、そのような『源氏物語』の和歌の諸相を、紫の上にかかわる和歌を取り上げながら考えていきたい。
科目目的
この科目は、学位授与の方針である国文学専攻の学問分野において求められる専門的な知識を身につけることを目的とする。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします。
・ 『源氏物語』の和歌についてその特徴を説明できるようになること。
・ 『源氏物語』を原文で深く読解できるようになること。
授業計画と内容
第1回 授業ガイダンス
第2回 『源氏物語』概説
第3回 贈答歌・独詠歌・唱和歌・引歌
第4回 「紫の上」の由来の歌、光源氏紫の上に手習を教える(若紫巻)
第5回 後朝の歌(葵巻)
第6回 雲林院に籠る光源氏と紫の上の贈答歌(賢木巻)
第7回 須磨の別れの歌(須磨巻)
第8回 須磨と都を行き来する歌(須磨巻)
第9回 明石の君との関係を告げる歌、大堰に行く光源氏と紫の上の歌(明石巻・薄雲巻)
第10回 女三の宮の降嫁の際の紫の上の歌(若菜上巻)
第11回 紫の上の手習の歌(若菜上巻)
第12回 紫の上の死の直前の歌(御法巻)
第13回 光源氏、紫の上の手紙を焼く(幻巻)
第14回 総括・まとめ・到達度確認
*扱う場面や巻については、シラバスと異なる場合もあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 60 | 『源氏物語』の中の和歌の特徴について、具体的な場面に即して説明できるかどうかを評価する。 |
| 平常点 | 40 | 毎回リアクションペーパーを提出してもらい、授業の参加度および理解度を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
以下のテキストをコピーして配布する。参考文献については授業中に適宜紹介する。
『源氏物語』1~4(阿部秋生・秋山虔・今井源衛・鈴木日出男 校注・訳) 小学館新編日本古典文学全集