シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ロジカルシンキング/特殊講義C(ロジカルシンキング) | 2024 | 秋学期 | - | 国際経営学部 | 中村 潤 | ナカムラ ジュン | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
GM-GL1-ZL01
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<概要>
論理的思考は、そうやすやすと身に着くものでもありません。かといって、就活や卒論・課題レポートなどさまざまな場面で必要なテクニックでもあります。覚える知識ではなく、問題解決の前に問題設定それ自体のとらえ方を含めた考え方そももののノウハウを獲得していく。その結果、問題解決に大きな効果を発揮するものです。だからこそ、コンサルティングファームに代表される問題解決のプロフェッショナル達は、論理的思考を徹底的に修練しているのです。
<人数>
講義は添削や演習を行うため、人数は30名以内を予定(少人数制)。履修希望者が相当数を超える場合には、事前課題を参照したうえで選抜する(注:下記「その他特記事項」を参照のこと)。履修者が少ない場合には選抜に事前課題を使わないが、履修者には個別にフィードバックを行う。
<講義曜日>
木曜日 5限
9/26, 10/3, 10/10, 10/17, 10/24, 10/31, 11/7, 11/14, 11/21, 11/28, 12/5, 12/12, 12/13, 1/9
場所はF603
<言語>
日本語
<進め方>
講義、演習、添削などを繰り返すスタイル
科目目的
論理的思考は、就職活動(ES、面接)、レポート課題や日常のさまざまな問題解決に不可欠なメソッドです。しかしながら、知識として暗記するようなものではなく、思考技術とも言えるでしょう。ですから、先天的な才能を求めるセンスではなく、後天的に学習することでスキルを身に着くことができます。汎用性のある思考技術を獲得することが本科目の目的です。
到達目標
論理的な思考とは何かがわかり、その思考技術を身に着けること
授業計画と内容
Day1:イントロダクション
Day2:論理の基礎(接続関係、MECE、ツリー)
Day3:同上
Day4:フレームワーク思考
Day5:同上
Day6:コンサルティング・プロジェクトでの事例から考える
Day7:研究論文での事例から考える
Day8:エントリーシートを考える(注を参照)
Day9:同上
Day10:演習問題
Day11:同上
Day12:演習問題
Day13:同上
Day14:まとめ、レポート課題
注)
エントリーシート(ES)に関しては、履修生から自己のES(匿名に修正頂くことが望ましい)を共有頂けた場合に限り、ケーススタディとして講義中に履修者全員にフィードバックします。共有ない場合には、Day8、Day9は、問題解決と論理的思考との関連の講義と演習に代替することも検討します。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 課題に対する理解度 |
平常点 | 50 | 講義やグループワークへの参加度合 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
伊藤忠商事 15年
プライスウォーターハウスクーパース等 コンサルティングファーム 10年
ボルボグループ アジアパシフィック地域 戦略室 4年
パナソニック等の製品開発会社 代表取締役副社長 4年
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
外資系コンサルティング会社にて、新入社員・中途入社社員向けに、社内研修でロジカルシンキングの講師を務めた経験を踏まえた講義を行う予定
ケースとして、就活時に必要なエントリ―シート(ES)の論理的な問題点を添削することも検討予定(但し、履修者から自己のESの共有(匿名に修正することが望ましい)頂いた場合に限る)。
テキスト・参考文献等
考える技術・書く技術(バーバラミント著)
問題発見プロフェッショナル(齋藤 嘉則著)