中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:応用生物学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
応用生物学 2025 後期 月5 理工学部 浅井 智広、岩舘 満雄、上村 慎治、諏訪 裕一、徳山 奈帆子、福井 彰雅、箕浦 高子 アザイ チヒロ、イワダテ ミツオ、カミムラ シンジ、スワ ユウイチ、トクヤマ ナホコ、フクイ アキマサ、ミノウラ タカコ 3年次配当 2

科目ナンバー

SE-BI3-9A16

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

現代の生命科学で実際に行われている実験や観察,測定や解析の技術について,その原理と応用例を解説する。複数の教員で担当し,各教員がその専門分野に合った内容を解説する。

科目目的

生命科学分野の研究で使用される実験法と解析技術を学び,その実例や応用例を知ること。

到達目標

生命科学において,研究現場で実際に使用される様々な実験法や解析技術の価値や限界を理解し,それをどのように利用できるかを自分で考えることができるようになること。

授業計画と内容

計画に記されている順番は暫定の予定である。
各教員が2回ずつ講義を担当するが,各教員の予定により順序が変わることがある。

「動物行動生態学入門」
姿形と同様、生物の行動や生態、生活史といった『生き方』は、生命の誕生から長い時間をかけた進化によって形作られてきたものである。
実際の研究事例も挙げながら、特に動物の行動と社会の進化に注目して概説する。
第1回 環境および他種との相互作用
第2回 行動と社会の進化

「核磁気共鳴分光法(NMR)と分子構造解析への応用」(担当:岩舘)
第3回.NMR分光法から分子の化学的な性質に関連した様々な情報が得られる原理を理解する。
第4回.NMRスペクトルから有用な情報を取り出す方法を学ぶ。

「最新光学顕微鏡技術」(担当:上村)
第5回.光学顕微鏡の基本原理
  光学顕微鏡の性能を決めるものは何か,その理論的な背景を解説する。
第6回.光学顕微鏡法の応用
  画像像処理,レーザー顕微鏡など,卒研や大学院で活用する場面を想定して,各種の最新型光学顕微鏡技術の理解を目指す。

「生理学・生態学でのトレーサー実験」(担当:諏訪)
発見が相次いだ地球化学的窒素循環とその微生物学を対象にとりあげ,こうした研究で用いられるトレーサー実験の実際を解説する。トレーサー実験で用いられる質量分析計(ガスクロマトグラフ-質量分析計:GC-MS)利用についても概説する。
第7回 地球化学的窒素循環の最新知見,ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC-MS)概説
第8回 安定同位体を使ったトレーサー実験の実際

「動物の形態形成と再生医療」(担当:福井)
我々人間を含む脊椎動物の体の成り立ちと組織や器官の形成過程を概説し,再生医療への応用における展望と問題点について討論をおこなう。また、具体的な研究方法として遺伝子発現解析ゲノム操作について,その原理と手法を解説する。
第9回.「動物の発生と遺伝子の発現解析法」
第10回.「細胞の分化解析とゲノム操作」

「超解像顕微鏡やクライオ電子顕微鏡による細胞内分子の高精度可視化」(担当:箕浦)
超解像顕微鏡やクライオ電子顕微鏡,クライオ電子線トモグラフィー技術の進展により,細胞内ではたらくさまざまな分子の構造やふるまいを高精度で可視化できるようになった。講義では,これらの原理とともに、これらを用いた最近の細胞生物学研究をいくつかピックアップして紹介する。
第11回.超解像顕微鏡で細胞内の様々な現象を明らかにする
第12回.クライオ電子顕微鏡を用いた細胞内微細構造の解析

「高速分光法と光合成研究」(担当:浅井)
閃光を使った時間分解分光法を解説し,それを利用した光合成反応の追跡例を紹介する。
第13回 様々な時間分解分光法の原理と限界
第14回 高速分光法で見る光合成の初期過程


授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業で解説された生命科学の実験法と解析技術について,どんな研究やバイオテクノロジーにどのように利用・応用されているかを調査する。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 100 講義の聴講を重視し,最後にテーマ毎に指定したレポートでその成果を総合的に評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

授業全体の成績は各教員が課す課題の成績の平均で評定する。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

各授業回の担当教員が,それぞれ独自にICTの活用について判断しているため,その活用方法を一律には表記できない。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

参考書・参考文献等
「細胞の分子生物学 第6版」
ISBN:978-4-315-52062-0
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784315520620

その他特記事項


参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.