シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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教育と社会・制度 | 2025 | 後期 | 金6 | 理工学部 | 田邉 和彦 | タナベ カズヒコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
QC-TC1-C103
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
教職に就きたい人の基礎的な教養や知識として、人間の発達の過程で出会うさまざまな学校・家庭・地域社会の教育を、学校の制度・経営(安心安全の対応を含む)・社会環境の変化などと関連付けつつ、学習していく。
科目目的
この科目は、教職課程において教育の基礎的理解に関する科目の一つとして位置づけられており、教育の制度・経営・社会の領域に関する教職科目である。現代の学校教育に関する社会的、制度的、経営的な基礎知識を身に付け、地域との連携及び学校安全への対応に関する基礎的知識も身に付けることを目的とする。
到達目標
教師になるための基礎的な概念や知識、また学校現場の実態について学習していく。
授業計画と内容
第1回:教育問題の拡大とグローバル化
第2回:歴史的に見た社会における学校の機能と連携の時代
第3回:社会生活と子どもの発達の変化
第4回:家庭の教育力、家庭と学校との連携のあり方
第5回:学力低下論争とグローバルスタンダードの意味
第6回:総合的な学習の時間の活かし方
第7回:授業指導計画からみえる教授学習の理論
第8回:個に応じた指導の実際と習熟度別指導の課題
第9回:学級の経営と仲間関係
第10回:特別支援の教育観
第11回:学校から職場へのトランジションの今日的な困難
第12回:国際化の中の教育の役割
第13回:教育不確実性・リスクの時代と指導の実践、安心安全の保持
第14回:学校の制度設計と安全安心な学校づくり
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業の予習課題や復習課題については、授業内で指示します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 教育制度、学校経営、教育と社会に関する諸概念を理解しているか、現代の学校教育について、教職を目指す人が身につけておくべき基礎知識を習得しているかを評価します。 |
平常点 | 50 | 授業で提示する課題への取り組みと、授業への参加状況をもとに評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストの指定はありません。毎回、授業資料を配布します。
参考文献
・髙妻紳二郎編著『新・教育制度論[第2版]-教育制度を考える15の論点-』(ミネルヴァ書房)2023年(ISBN: 978-4-623-09541-4)
・川口洋誉・古里貴士・中山弘之編著『未来を創る教育制度論[新版]』(北樹出版)2020年(ISBN: 978-4-7793-0620-4)
・中村高康・松岡亮二編著『現場で使える教育社会学-教職のための「教育格差」入門-』(ミネルヴァ書房)2021年(ISBN: 978-4-623-09260-4)
その他特記事項
授業前日までに、manabaに授業資料をアップロードします。紙の授業資料に書き込み等をしたい場合は、各自で印刷してきてください。