シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 都市計画論 | 2026 | 前期 | 水4 | マーシャル レオ デジレ ラファエル、三浦 詩乃 | マーシャル レオ デジレ ラファエル、ミウラ シノ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
PS-UR3-0002
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義では、都市計画、まちづくり、都市再生に関する国内外の展開について説明する。その内容は、各地の歴史や風土、資源、課題によって様々である。本授業は、これらに関する基本的な知識を学ぶ入門科目である。各地の都市計画・まちづくりの実践例を俯瞰することで、都市の成り立ちについての理解を深め、地域をデザインする視点を学ぶことを目指す。
科目目的
講義内容を踏まえ、都市に関する現状を適切に理解するとともに、今後予想される社会情勢の変化も踏まえ、これからの都市の
あるべき姿とその実現化方策について自分の考えを論理的に提示する能力を習得すること。
到達目標
・歴史的・社会的背景を踏まえながら、都市計画・まちづくり・都市再生に関する基本的な概念を説明できる。
・日本の各地の都市計画・まちづくり・地域づくりが抱える課題の概要を理解し、説明できる
授業計画と内容
※第5・6回の内容については、第14回の対象地(キャンパス周辺)への課外学習を含む
第1回 「ガイダンス/都市計画学とは」(三浦)
都市計画学の概念を概観する。
第2回 「都市計画、まちづくり、都市再生」(三浦)
都市計画とまちづくり、都市再生は同じ概念ではない。その違いについて学ぶことで、相反する価値について考える。
第3回 「法定都市計画とは」(三浦)
国内の自治体行政の実務として扱われる都市計画の基本的仕組みと土地利用規制について解説する。
第4回 都市計画の変遷 (三浦)
戦前・戦後の都市計画プロジェクトの変遷と、空間デザインに関わる理論について解説する。
第5回 「都市空間を観察する」(三浦・マーシャル)
設計=デザインの基礎として、まず我々の生活を成り立たせている環境について、観察し、考察してみる。
第6回 「心地よい都市空間とはなにか」(三浦・マーシャル)
我々の生活を成り立たせている身近な環境における、人間の振る舞いの痕跡や、空間設計や法制度の痕跡をたどる。また、小レポート課題を出題する。
第7回 エリアプラットフォーム(三浦)
人口の縮退や高齢化が進、国内の都市再生を動かしていくために行われる組織組成および社会実験の最新事例を解説する。
第8回 「世界の都市再生」(マーシャル)
2000年代以降の都市再生の事例として、特に有名な国際的な事例を紹介する。
第9回 「観光とまちづくり」(マーシャル)
主に、歴史的市街地や景観という地域資源が観光の対象となっている地域の事例を紹介する。観光の功罪について考える。
第10回 「災害と都市計画・まちづくり(防災・減災)」(マーシャル)
第11回 「災害と都市計画・まちづくり(復興)」(マーシャル)
都市は常に様々なリスクを内包している。それを災害としないための取り組み、また、被災からの復興について、都市計画行政およびまちづくりとしての対応を紹介する。
第12回 「他分野との連携」 (マーシャル)
医療・福祉分野など他分野の連携から、空間デザインの意義を読み解く。社会的な包摂についても考えてもらう。
第13回 「都市計画・まちづくりと情報」(マーシャル)
情報化社会はまちづくりの分野にも到来している。3D都市モデル、GISや人流解析、都市解析の基本について学ぶ。
第14回 モデルを用いた提案(マーシャル・三浦)
3D都市モデルを用いて空間提案を行い、発表を行う。
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 中間試験 | 30 | 第8回(前半50分)に、ミニ小論文テストを行う。①第1-7回の講義で扱った制度・事例の理解度、②論理性、③取り上げた問題への理解の深さ、から評価を行う。 |
| レポート | 50 | 授業中に出題する2つの課題についてのレポート提出を期末までに求める。各レポートは①課題に適切に答えているか、②内容に独自の視点があるか、③レポートの構成が論理的か、の3点から評価する。 |
| 平常点 | 20 | 各回への出席、最終回の発表参加を評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
[三浦] 2023年4月 - 現在 一般社団法人ストリートライフ・メイカーズ共同代表理事 (まちの社会実験、ビジョン構築に関する事業)
[マーシャル] 建築家として活動
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
実務経験を活かして、現在進行形の都市の課題を踏まえた講義を行う。
テキスト・参考文献等
[テキスト]
伊藤 雅春ら:都市計画とまちづくりがわかる本:彰国社
※第3版が2026年度に出版予定であるので、購入等の指示は別途する。
その他、参考文献については講義中に紹介する。