シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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場の理論特論第二 | 2025 | 後期 | 水2 | 理工学研究科博士課程前期課程 | 中村 真 | ナカムラ シン | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SG-MP5-2C15
履修条件・関連科目等
解析力学、電磁気学、量子力学および特殊相対性理論の基礎を理解していること
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
学部で習う量子力学と、大学院以降で習得する場の量子論、弦理論の間をスムーズにつなぐことを意識し、多体系の量子力学、第二量子化、相対論的な古典場、場の量子論、および弦理論の基礎を解説していく。
科目目的
学部で習う量子力学と、大学院以降で習得する場の量子論、弦理論の間をスムーズにつなぐため、多体系の量子力学、第二量子化、相対論的な古典場、場の量子論、および弦理論の基礎を理解する。
到達目標
多体系の量子力学および場の量子論の基礎と弦理論の初歩的内容を習得することを目標とする。
授業計画と内容
(1)量子力学の復習および2粒子系の量子力学
(2)多体系の量子力学
(3)生成消滅演算子と数表示
(4)ハミルトニアンの生成消滅演算子による表示
(5)シュレディンガー場の量子化
(6)ディラック場とシュレディンガー場
(7)点粒子の解析力学
(8)南部後藤作用
(9)南部後藤作用とポリヤコフ作用
(10)ボゾン的弦の量子化
(11)ボゾン的弦の量子化とスペクトル
(12)超弦理論
(13)超弦理論の量子化
(14)D-braneと超弦理論
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
解析力学、電磁気学、量子力学についてしっかり復習をすること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 期末試験は実施しませんが、到達度の確認として「期末レポート」を課します。講義で解説した内容に関する基礎的な問題を自力で解くことができるかどうかを評価します。 |
レポート | 50 | 講義中に課すレポート課題について、自分で考えて答えることができるかどうかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
講義中に出題するレポート50%と学期末レポート50%で評価を行う。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは特に用いない。参考文献は講義中に適宜指定する。