シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 西欧史/西洋近世史B | 2026 | 後期 | 水2 | 文学部 | 佐々木 真 | ササキ マコト | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-WH1-H306
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
フランス近世期の共同体
21世紀を迎え、今日のフランスでは「連帯solidarité」や「共生convivialité」がよくキーワードとして聞かれる。これはある意味では、近代以降に発展した個人主義への反省といえよう。この授業では近世期(16世紀から18世紀)を中心に、共同体(農村共同体や都市共同体)を取り上げ、それが社会においていかなる役割を持っていたのかを検討する。前近代の共同体は、ある意味では相互扶助の必要性より生じたものと考えられるが、近世期においては、共同体内での分極化が進行するとともに、新たに展開されつつある権力秩序に共同体が組み込まれていった。本講義では、そのような共同体を成員間の共同性とその中での支配秩序という諸側面に注目しつつ考える。また、最後には革命期の変化について触れ、近代社会への展望を示したい。
科目目的
近世フランスおける人びとの共同性の特質を理解し、それが近代社会といかに異なるのかを理解できるようにする。
到達目標
最終的には、前近代と近代との比較から、今日における共同性の問題を見る視座を養うことを目標とする。
授業計画と内容
第1回 問題点の提示
第2回 研究史の提示
第3回 農村共同体の形成
第4回 農村共同体の構造
第5回 都市共同体の形成と構造
第6回 共同体と儀礼①:シャリヴァリ
第7回 共同体と儀礼②:カーニヴァル
第8回 共同体とキリスト教
第9回 近世における変化①:農村
第10回 近世における変化②:都市
第11回 モラルエコノミー
第12回 フランス革命と共同体①:革命政府と共同体
第13回 フランス革命と共同体②:農民の要求
第14回 まとめと展望
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業終了後に内容に関するまとめや質問を記入するリアクション・ペーパーを集める。また、状況に応じて、事前に読むテキストを指定する場合もある。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| 期末試験(到達度確認) | 80 | 期末に実施するテストの点数。 |
| 平常点 | 20 | リアクション・ペーパーの内容で評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
毎回、授業開始時あるいはビデオ配信でリアクションペーパーに対する解説や質問への回答を行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用せず、配付資料を中心に授業を行う。参考文献については、授業中にリストを配布する。