シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅱ(労働市場分析) | 2024 | 後期 | 水2 | 経済学研究科博士課程前期課程 | 阿部 正浩 | アベ マサヒロ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
EG-OM5-204S
履修条件・関連科目等
演習Ⅰと演習Ⅱはセットで履修すること。また、夏季および春季休暇中に実施するゼミに基本的には参加すること。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
修士論文を書くために必要な能力は、各自の問題意識の醸成とその問題に関する先行研究のサーベイ、そして仮説を検証するためのデータ分析や聞き取り調査が必要となる。この演習Ⅰでは、今年度は履修者全員で賃金決定に関する研究を行いながら、履修者の問題意識醸成と先行研究のサーベイを主眼に置き、各自の研究者としての能力向上を図ることにする。なお、演習では教員の講義はせず、履修者による報告を主とする。
科目目的
修士論文を作成するために必要な文献をサーベイすると同時に、論文作成に必要なスキルを会得することが目的である。
到達目標
修士論文の作成に必要なスキルを会得することが到達目標である。
授業計画と内容
演習Ⅱの目的は、(1)夏期休暇中に各自が進めた研究を報告してもらい、(2)論文をまとめる、という2点を目的とする。
授業計画
(履修者と相談の上で決めるが、基本的には以下のように進めて行きたい。)
第1回 研究成果の中間報告(夏期休暇中に行った研究について報告する)
第2回 賃金データの特徴(賃金構造基本統計調査の構造)
第3回 賃金データの特徴(毎月勤労統計調査の構造)
第4回 賃金関数の推定1(集計データの準備と加工)
第5回 賃金関数の推定2(集計データの推定)
第6回 賃金関数の推定3(集計データの結果の検討)
第7回 賃金関数の推定4(個票データの準備と加工)
第8回 賃金関数の推定5(個票データの推定)
第9回 賃金関数の推定6(個票データの結果の検討)
第10回 賃金関数の推定7(個票データの結果をシミュレーション)
第11回 分析結果のまとめ(賃金関数の推定結果をまとめる)
第12回 男女間賃金格差の推定1(Oaxaca推定の準備)
第13回 男女間賃金格差の推定2(Oaxaca推定)
第14回 分析結果のまとめ(Oaxaca推定の分析結果をまとめる)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 50 | 関心のある研究テーマに関するサー縁論文を作成する。 |
平常点 | 50 | 発表と発言。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
PC等。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業計画に記載した文献をテキストとする。事前に各自でダウンロードし、一読しておくこと。